水晶の栓の感想(ネタバレあり) | 天鳳とToSにハマる猫好き

天鳳とToSにハマる猫好き

Tree Of Saviorの事、オンライン麻雀天鳳がメインで美味しいものや、その他日常についても更新していきます

 

 

水晶の栓(著:モーリス・ルブラン)読み終わりました

 

ルパンシリーズだけど、聞いたことがなくて

「こんなタイトルのやつあったんだ!?」って思った本。

(まあ、元々詳しいわけではなかったので)

 

代議士ドーブレックの別荘から美術品を盗もうとした際に

手下の二人が争いを始め、殺人を犯してしまい

警察に捕まってしまった

 

その二人が盗んだ「水晶の栓」をめぐって

ドーブレック謎の女との対立をするお話

 

ルパンをだしぬく、謎の女

家探しをされているのに余裕綽々で

ウラのウラをかくドーブレック

 

なかなかに強敵

(`・ω・´)へむへむっ!

 

手下の二人、特にジルベールを救いたくて

ルパンは必死に「水晶の栓」の謎を解こうとする

 

ルパンの変装がこのシリーズでも色々見られる。

 

ドーブレックが、追跡されていると見せかけて

逆にクラリスを追跡し(※「カリオストロ伯爵夫人」で出てきたクラリスとは別人らしい)

ルパンを遠く離れた場所へ策略で誘い込み、二人を分断し、

タイムリミットが迫る中で、この場所にいないはずだったルパンがクラリス救出に現れたシーン

かなり興奮した

 

「二十七人のリスト」を手に入れたはずなのに死刑執行を止められなかった時

「え、どうすんの?え・・・え?どうすんのこれ!?」

って、読んでてウオーΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)サオーした

 

自分がこういったピンチに陥った時

うまく対処できる気が全然しないw

 

(´∀`;)のー・・・

 

けれど強引な手段でジルベールの死刑の危機を救い出すルパン

 

なんか・・・

ルパンって実は「理想の上司像」なんじゃないか!?

打開策が見えないようなピンチでも

必ず何か解決してくれる、

そんな頼もしさを感じた。

指示も的確だしね・・・。

 

ルパンとクラリスの切ない別れも、何ともいえない余韻を残した

クラリスが振ったように見えるが、本当の彼女の気持ちは・・・

 

ラブストーリーとしても名作かもしれん。

ドーブレック、とても強敵だった。

 

ドーブレックやルパンのように

ウラのウラをかける頭脳に憧れるし、少し嫉妬もある

そんな人になりたい、って思えるのはもしかしたらいい事なのかな?

 

また他のルパンシリーズで

頭脳戦やルパンの知能高く、賢い所を読んでみたい。