田舎に憧れてお店オープンするって実際はどうなの? | 積丹どうでしょう。

田舎に憧れてお店オープンするって実際はどうなの?

こんばんわ
冬真っ盛り、積丹が活気づく初夏まで待ち遠しすぎて精神崩壊しそうな岩太郎商店、広報担当のしゅうやです(笑)

今年で4年目という事もあり最初の頃よりもだいぶ岩太郎商店を知ってる人が増えたなという実感は確かにあります。

おかげ様で毎年のようにメディアに取り上げてもらってるので、表向きはすっかり人気のお店みたいな感じにとらえてる人も多いかもしれません。

がしかし、

そんなのはあくまでも表向きの姿であって、数十年後には消えてなくなるかもしれない過疎のど田舎で順風満帆に経営が成り立つほど飲食店経営は甘いものではありません。

ここで岩太郎商店の歴史をおさらいしますが、岩太郎商店が新規オープンしたのは今から3年前の3月の末です。

地元積丹町のお客さんをメインターゲットとする居酒屋をオープンさせました。

見事オープン初日ノーゲストという伝説を作り、その後オープンから一か月経ってもお話にならないくらいお客さんが来ませんでした。

たった一か月でこりゃもうダメだ(潰れる)と悟ったわけです。

普通の事やっててもこりゃ無理だと思った僕は、「思い出を売る店」に特化することで生き残りをかけることにしました。

思い出を売るという発想から生まれたのが「朝ウニぶっかけ丼」なんですね。

それから、僕がこうして田舎で飲食店を経営する裏側を記事にしてアップするのも旅の思い出につながるだろうと考えるからです。

よく都会の人が田舎に憧れて念願のカフェをオープンとかってテレビや雑誌で話題になったりしますよね?

「自分のお店を田舎で持つのが夢でした。その夢が叶ってとても幸せです」

みたいなコメント見ると「それ本心で言ってます?」って疑いたくなるのは本当の田舎暮らしの厳しさを知ってる人なら多いかと思います。

実際本当のところはどおなの?みたいな疑問にお答えするのも広報担当の僕のお仕事なんだろうなと思っています。

ま、野球中継でいうとことの副音声、もしくは深夜のラジオ番組みたいな位置づけですね。

裏側を書くことによって時に誤解を生むことがよくあるんですが、それも岩太郎商店の個性だと思って広い心で見守って頂けたらと思います。(;^ω^)