電車の扉が閉まる、それはハイエナ達への暗黙の合図…
満員で身動きがとれないみうに一斉に手が伸びてきた。
「えっ!」
みうが驚いた。
手が…
うなじをなぞり、胸を揉み、背中をなぞり、尻をなで、太股をさすり、股関をまさぐり…
そしてその手はまた一本、また一本増えてゆく。
恐怖で声がでない。
周りはハイエナ達に囲まれ誰にも助けを求められない。
身体をこわばらて抵抗するも、腕を伸ばされ足を広げられ、立ったまま張り付け状態にされてしまった。
「嫌、止めて!!」と心で叫びながら、ただ、ただ下を向くしかなかった…
次の停車駅まで15分…