働き方改革、同一労働同一賃金という言葉は一度は聞いたことがあると思います。

 広告代理店での自殺(過労といわれている)がきっかけとなり、一気にこの流れになりました。

 これまで、従業員が残業代なしあるいは残業代カット等で不当に労働を強いられていたと

いう面は否定できません。「ブラック企業」という言葉もネット上でよく見かけるようになりました。

 従業員が残業をせず、定時に帰社できるということは、健康面でも家庭面でもいいことだと

思います。

 しかし、残業代をあてにして住宅ローンや教育ローンを設計をしていた家族の場合、この残業代数万円のカットは非常に家計にとって負担となります。

 特に残業代込みでギリギリでローンを組んでいた時は大変です。

 人手不足による飲食店や運送会社の経営悪化等も踏まえると今後は自己破産、個人再生等が相当増えるのではないでしょうか。

 働き方改革の検証が必要だと思います。