この映画みて、思ったんだけど、アメリカ映画ってやっぱり無理にでも、ハッピーエンドにしなくてはというところがあるみたいだ。
思い出の部分は、コーヒーが処刑されてしまってハッピーエンドじゃないけど、現実に戻ると、ボスとねずみがその分、長生きして、(これも完全な幸福ではないと語られてるけど)回想部分の不幸を、中和している。
これ見て思い出したのが「タイタニック」やはり回想部分は不幸だが、現実部分で、思い出を取り戻し、不幸な部分を中和している。
無理にでも、見た後で、安心感をもつように作られている。日本の「リング」とか、不安なまま終わったけど、
ハリウッド版はどうなんだろう。日本のものにとても近いとは聞いたけど。 「シャル ウィ ダンス」なんかはハリウッド向きだけどね。
僕の見た中で、不安を残しながら終わった映画は、「ブレードランナー」ぐらいかな。主人公が、果たして、レプリカントなのか、逃げた二人はどうなるのか。でも、この不安も、十分 希望のもてるほうの不安だったけどね。
あ、でも二人で、逃げるシーン(ハッピーエンドに近い)は、後から出た、ディレクターズ版にはなかったけどね。(こっちのほうが不安な終わり方)