30 週末うつ

　今日の明け方、突然の予期不安のようのようなものが。
部屋に一人でいるだけなのにどうしてだろう。薬を飲んだ。

　昼頃になってもおかしい。というよりもどんどんひどくなっていく。
また薬を飲んだ。普段の薬と頓服。

　よくならない。動悸がひどくなり、手足の先が熱いような冷えたような変な感じになり、息がぜえぜえとする。横になると余計におかしい。余りよくないと思ったが、また頓服を。

　治らない。もうだめだ。病院に電話しようかなと思ったが、決心がつかない。風呂にも入ってないし、まだ歯も磨いてない。急にこいと言われたら・・・こんな状況なのにそんなことを考えていた。何考えているんだろう。

薬の連続服用。今度は睡眠薬を飲んだ。寝てしまおう。１時間の間にすごく薬を飲んでしまった。

３０分ぐらいしてやっと眠りについた。９時間寝た。発作はおさまっていた。
でも気分は深く沈んだまま。

発作を起こしながらいろんなことを考えていた。

兄に謝らなければ・・・自分のことばかり考えて、きっとあなたも苦しいんだろうに。うつ症状の父、商売をやっているがこの不景気。そんないらいらしてる時にこの前の僕からの電話でもっといらいらしただろう。

困った時助けてくれた人たち。何もお返しできぬままの状態。

周りの理解ばかりもとめていたのかな。人のことが見えなくなっていたのかな。自分のつらさに絶えることで精一杯だった。

頭の中で遺書のような内容がグルグルな回る。決して死のうと思っているわけじゃなく発作がおきているだけなのに。

一人でいる時に発作が起こったので死への不安を本能的に感じていたんだろうか。

まだまだ逝きませんよ。発作の中で考えた人たちに本当の気持ちを伝えるまでは。

　最近週末は調子が悪い。周りの人たちが休みで生活音が耐えず聞こえるせいなのか。やきいもやの声にも「うるさい！」と叫ぶ。

でもこの時間帯からが普通の自分になる時間。周りの音もない。明けがたにはきっと元気になるいるはずだ。