出会い系サイトでマッチングした人とメールでやりとりをはじめた。
写真を何枚か交換してサイトに載せている写真だけ好みで他の写真は自分が好きな顔ではなかったのでウキウキ度が下がった状態からの始まり。
彼はお金もちのお家の出らしく、本人もお金が大分あるようだ。
お休みの日にエステに行った、〇〇というカフェに行った、あそこに行った、ここに行ったと確かにお金持ちが行きそうなとこばかりを並べて、付き合ったら、結婚したら一緒にこういう休日を過ごしたいねと言われた。
わたしはいつも休みがそんな感じはまったく魅力的ではなく、むしろ、そんな休日を毎週末過ごし、それをとても素晴らしい休日と感じている感覚がわからないなと思って、とりあえず、すごいですね〜。うらやましいですね〜と返事をしていた。
そんなある日、「今日、会ってみない?」とメールが入る。
「〇〇っていうレストランでご飯食べない?」と。
その時点であまりその人に興味がなくなってしまっていたのでその人の為に時間もお金も使いたくないなと思ったのが正直なところ。顔も好みではないし…。
断りの返事をした途端に相手は豹変した…。
「おまえは自分が言ってることがわかってるのか?」
「俺は賞味期限切れの生物的には終わってるおまえをご飯に誘ってやってるんだぞ!」
「自分の顔鏡で見たことあるのか?」
「自分が医学的に女として終わってる年齢だって知ってるのか?」
「このブス!」
とメールが次から次へと入ってきて、私の写真を豚やブルドッグに加工した写真も送られてきた。
わたしは「お断りして不快な思いをさせてしまったのは申し訳ないです。本当にすみませんでした。」と謝るのが精一杯でただただ心が折れて折れて、泣くことしか出来なかった。
この人は経済的には豊かでも心が貧乏だから結婚できない気の毒な人なんだ…と心のそこから思えるようになったのはしばらく経ってから。
数日間はネットでの出会いは本当に怖いな…という気持ちとわたしにはもう女性としての価値、生産能力がない、子供が産めないという言葉が突き刺さりもう立ち直れないんではないかという気持ちでいっぱいだった。
落ち込んだ後に支えになったのがあの最悪な人の言葉。
「数年後の自分が後悔しないために今、がんばる」