ほたるいしマジカルランド
内容紹介
大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。「うちはテーマパークではなく遊園地」と言い切る名物社長を筆頭に、たくさんの人々が働いている。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフ、花や植物の管理……。お客様に笑顔になってもらうため、従業員は日々奮闘中。自分たちの悩みを裡に押し隠しながら……。そんなある日社長が入院したという知らせが入り、従業員に動揺が走る。(ポプラ社HPより)
感想
2024年第12回大阪ほんま本大賞受賞作
ひらかたパークをモデルにしたと言われるこの作品
遊園地で働く人たちの連作集。
職種、年齢、性別そしてこれまでの来し方様々で
ときに笑い、ときに泣き、登場人物たちの関西ことばがまた良くて
大阪ほんま本大賞受賞、大納得‼︎
働くことってほんとに大変で
日々いろいろあって毎日ハッピーなんていかないし
ほんまにこれが自分に合ってる仕事なん?と思うことしばしば。
それぞれ悩みやもどかしさを抱えつつ
マジカルランドで働いてる人たち。
みんな素敵で眩しいぞ!!
あなたのそのがんばりを
見つけてくれる人がきっといる
泣ける〜〜〜
働く場がある人たちが本当に羨ましいけれど
それを求めてもうひと頑張りしようという気力目力がもうない私……。
家族のために家の中でできること
嫌いな家事しかないのがまた凹むけど
できることがあるうちが花と割り切って
今日も一日がんばろーそうしよー!!