ラクダのコブは本当にラクダのコブでいいのか???
“誤解”とは読んで字のごとく、誤った理解のことだが、人間である以上これが意外に多い。自転車に関しても、我が身を振り返ってみると結構誤解していたことに気付く。
たとえば、前回の記事で書いたピストの“利息”のことについて。これなどは自分自身考えてもみなかったが、実は当たり前の物理の法則なので、真実を知ってしまえば、妙に納得できる。
-+---+---+---+--
ひとつの誤解として、ちょっと感じるのが「ラクダのコブ」の誤解。
雑誌などでこの「ラクダのコブ」という概念が頻繁に登場してきて、なんとなく“背中にコブ”ができてれば良いポジション…みたいな感覚にとらえている人も実は多いような気がするが、実はこの“背中のラクダのコブ”の解釈にもいろいろある…ように思う。
自分の場合で言えば、この“ラクダのコブ”をつくろうと思うと、何となく背中全体をまるくしようとしてしまう感じになるが、いろいろとプロのポジションを研究した結果(もちろん連邦自転車研究所でだ)、プロのポジションは思った程“まるく”なってない!
おへそのちょっと上あたりでカキーンと背中が曲がってはいるから、その部分は“ラクダのコブ”と言えないことはないが、それより上は一切まるくなってない。むしろ背中の上半分は完璧にまっすぐ伸びて水平になっているように見える。
全部をまるくしてしまっては、おそらく呼吸もしづらくなるだろうし、長時間持続することも大変になるだろう…。だからあまり“ラクダのコブ”という言葉は意識しない方が良い気がする。
もっと適切な言葉がきっとあるのだろう…と思う。
私だったら、そうだなぁ…こんな表現ならわかりやすいだろうか???
「座ったままウルトラマンの飛行姿勢!」
--+---+---+---+--
で、「座ったままウルトラマン…」の話に関連するのだが、“骨盤を立てる”という表現、これも結構誤解を生む表現な気がする。
正直、私は、この“骨盤を立てる”という言葉の意味が最初は全くわからなかった。
そもそも骨盤は立っているもののような気がしていたので、それをさらに立てろ!と言われても……どいう感じでなんだかピンと来なかったのだ。
まるで「コップを立てる感じ」とか、「ふとんを寝かせる感じ」とか言われているようで、意味不明のコトバに聞こえてしまったわけだ。
だから初期段階において、この言葉は私に対して一切の効力はなかった。意味がわからなかったのだから仕方ない。
で、意味がわかってきた。
そしたら、自分はまた別の誤解をしてしまった。
骨盤を立てようとすると、なんとなくお腹をへこませようとしてしまうのだ。
最近やっと、それがちょっと違うことに気付いた。
どうやら逆なようなのだ。
むしろ、おへそのちょっと上あたりに力を入れて、微妙にふくらませる感じにしてみるのだ。そして身体を前傾させ、上記のウルトラマンの飛行姿勢をしてみるのだ。
この方がうまく行っている感じがする。少なくともこの方がラクで自然だ…という感じがする。
だから私は「お腹をちょっとふくらませたウルトラマン」で行こうと思っている。
--+---+---+---+--
で、もうひとつ思いつくのが“ポジションとサイズ”に関する誤解。
私の見たところ、ロードバイクのポジションには、どうやら2種類あるらしい。このことは正直知らなかった。
私が勝手にネーミングしてみたが、ひとつ目は「クロスバイク的ロードバイクポジション」。もうひとつは「レース的ロードバイクポジション」という感じだろうか。
先日、多摩サイクリングロードを走ってちょっと休憩していたときに、通り過ぎるロードバイク乗りのポジションをちょっと好奇心で観察してみた。
そうすると、気付いたのが10人のロードバイク乗りのうち、おそらく7人~8人くらいは「クロスバイク的ロードバイクポジション」になっている…ということ。
つまり、ハンドルがかなり近いのだ。
最近の私は“ポジション研究家”と化しているのだが(名刺に書こうかと思っている…ウソ)、どう見ても身体のサイズに比べてトップチューブとステムの長さが足りないように見えるのだ。
ブラケットポジションで走っている人が9割方だが、それにしても上体がかなり起きている。別の視点から見ると、窮屈そうに見えなくもない。
あ、もちろんそれが悪いと言っているのではない。
で、確実に小数派なのだが2割程度の人は、前者のグループと比べて明らかにハンドルが遠い。
背中が結構水平に近くなる、いわゆる“レーシー”なポジションに見える。
で、私のひとつの結論としては、この2種類のポジションはおそらく目的が違うのだ。
前者がクロスバイク的な“まったりサイクリングを楽しみたいモード”。
後者がスピード追求型とも言える“すこしでも速く走りたいモード”。
で、おそらく、実際に後者のポジションの人の方が速いケースは多いだろうと思う。“パワー効率”という点では後者の方が有利と思われるから…。
だが、どちらを選ぶかは全くの個人の自由なので、別にどちらかでなければならない…ということはない。
私の場合は明らかに後者に行きたがる志向があるので、スピード系ポジションを追求したくなってしまうが、そもそもそれが唯一の正義ではないわけだ。
ただ、ロードバイクプロショップで自転車を選ぶ際に、お店の人が勧めるのはたぶん前者の「クロスバイク的ロードバイクポジション」であることが多い気がするので、後者の志向の人はちょっと注意した方が良いかも…と思う。
ロードバイクでスピードを追求したいタイプの人は、お店のオススメよりもトップチューブが少し長めのサイズにした方が良い気がする。(事実、私の場合はそうだった…)
--+---+---+---+--
またもや登場してしまったB夫のポジション。今回は疑似“ブラケット握り戦闘的ポジション”の図。もちろんお約束の画像加工付きだ。それほど酷くはないとは思うが、背中の曲がり具合と伸び具合という点で自分的には納得が行かない!!!!試行錯誤はまだまだ続くのか……。
やはり人生は日々試行錯誤だ。単なる“自転車のポジション”に関してだけでもこれだけ試行錯誤する。
まぁ日々勉強…と思えばそれも楽し。まだまだ進歩し続ける。連邦自転車研究所(=FBI)はいつも大忙し…だ。
次回は……全く未定!
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たとえば、前回の記事で書いたピストの“利息”のことについて。これなどは自分自身考えてもみなかったが、実は当たり前の物理の法則なので、真実を知ってしまえば、妙に納得できる。
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ひとつの誤解として、ちょっと感じるのが「ラクダのコブ」の誤解。
雑誌などでこの「ラクダのコブ」という概念が頻繁に登場してきて、なんとなく“背中にコブ”ができてれば良いポジション…みたいな感覚にとらえている人も実は多いような気がするが、実はこの“背中のラクダのコブ”の解釈にもいろいろある…ように思う。
自分の場合で言えば、この“ラクダのコブ”をつくろうと思うと、何となく背中全体をまるくしようとしてしまう感じになるが、いろいろとプロのポジションを研究した結果(もちろん連邦自転車研究所でだ)、プロのポジションは思った程“まるく”なってない!
おへそのちょっと上あたりでカキーンと背中が曲がってはいるから、その部分は“ラクダのコブ”と言えないことはないが、それより上は一切まるくなってない。むしろ背中の上半分は完璧にまっすぐ伸びて水平になっているように見える。
全部をまるくしてしまっては、おそらく呼吸もしづらくなるだろうし、長時間持続することも大変になるだろう…。だからあまり“ラクダのコブ”という言葉は意識しない方が良い気がする。
もっと適切な言葉がきっとあるのだろう…と思う。
私だったら、そうだなぁ…こんな表現ならわかりやすいだろうか???
「座ったままウルトラマンの飛行姿勢!」
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で、「座ったままウルトラマン…」の話に関連するのだが、“骨盤を立てる”という表現、これも結構誤解を生む表現な気がする。
正直、私は、この“骨盤を立てる”という言葉の意味が最初は全くわからなかった。
そもそも骨盤は立っているもののような気がしていたので、それをさらに立てろ!と言われても……どいう感じでなんだかピンと来なかったのだ。
まるで「コップを立てる感じ」とか、「ふとんを寝かせる感じ」とか言われているようで、意味不明のコトバに聞こえてしまったわけだ。
だから初期段階において、この言葉は私に対して一切の効力はなかった。意味がわからなかったのだから仕方ない。
で、意味がわかってきた。
そしたら、自分はまた別の誤解をしてしまった。
骨盤を立てようとすると、なんとなくお腹をへこませようとしてしまうのだ。
最近やっと、それがちょっと違うことに気付いた。
どうやら逆なようなのだ。
むしろ、おへそのちょっと上あたりに力を入れて、微妙にふくらませる感じにしてみるのだ。そして身体を前傾させ、上記のウルトラマンの飛行姿勢をしてみるのだ。
この方がうまく行っている感じがする。少なくともこの方がラクで自然だ…という感じがする。
だから私は「お腹をちょっとふくらませたウルトラマン」で行こうと思っている。
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で、もうひとつ思いつくのが“ポジションとサイズ”に関する誤解。
私の見たところ、ロードバイクのポジションには、どうやら2種類あるらしい。このことは正直知らなかった。
私が勝手にネーミングしてみたが、ひとつ目は「クロスバイク的ロードバイクポジション」。もうひとつは「レース的ロードバイクポジション」という感じだろうか。
先日、多摩サイクリングロードを走ってちょっと休憩していたときに、通り過ぎるロードバイク乗りのポジションをちょっと好奇心で観察してみた。
そうすると、気付いたのが10人のロードバイク乗りのうち、おそらく7人~8人くらいは「クロスバイク的ロードバイクポジション」になっている…ということ。
つまり、ハンドルがかなり近いのだ。
最近の私は“ポジション研究家”と化しているのだが(名刺に書こうかと思っている…ウソ)、どう見ても身体のサイズに比べてトップチューブとステムの長さが足りないように見えるのだ。
ブラケットポジションで走っている人が9割方だが、それにしても上体がかなり起きている。別の視点から見ると、窮屈そうに見えなくもない。
あ、もちろんそれが悪いと言っているのではない。
で、確実に小数派なのだが2割程度の人は、前者のグループと比べて明らかにハンドルが遠い。
背中が結構水平に近くなる、いわゆる“レーシー”なポジションに見える。
で、私のひとつの結論としては、この2種類のポジションはおそらく目的が違うのだ。
前者がクロスバイク的な“まったりサイクリングを楽しみたいモード”。
後者がスピード追求型とも言える“すこしでも速く走りたいモード”。
で、おそらく、実際に後者のポジションの人の方が速いケースは多いだろうと思う。“パワー効率”という点では後者の方が有利と思われるから…。
だが、どちらを選ぶかは全くの個人の自由なので、別にどちらかでなければならない…ということはない。
私の場合は明らかに後者に行きたがる志向があるので、スピード系ポジションを追求したくなってしまうが、そもそもそれが唯一の正義ではないわけだ。
ただ、ロードバイクプロショップで自転車を選ぶ際に、お店の人が勧めるのはたぶん前者の「クロスバイク的ロードバイクポジション」であることが多い気がするので、後者の志向の人はちょっと注意した方が良いかも…と思う。
ロードバイクでスピードを追求したいタイプの人は、お店のオススメよりもトップチューブが少し長めのサイズにした方が良い気がする。(事実、私の場合はそうだった…)
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またもや登場してしまったB夫のポジション。今回は疑似“ブラケット握り戦闘的ポジション”の図。もちろんお約束の画像加工付きだ。それほど酷くはないとは思うが、背中の曲がり具合と伸び具合という点で自分的には納得が行かない!!!!試行錯誤はまだまだ続くのか……。
やはり人生は日々試行錯誤だ。単なる“自転車のポジション”に関してだけでもこれだけ試行錯誤する。
まぁ日々勉強…と思えばそれも楽し。まだまだ進歩し続ける。連邦自転車研究所(=FBI)はいつも大忙し…だ。
次回は……全く未定!
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