SSTRに参加を始めたきっかけは

夏のキャンツーの帰りに

SNSでの知り合いが経営する喫茶店によって

マスターからSSTRの話を聞き

千里浜の砂浜を走ってみたいと

思ったことだった。

 

2019年の冒険テーマ

「砂浜でウイリー」 

公式パンフ?の一文に「一輪車も走れる砂浜」とあったけど

以後SSTRでウイリーは禁止行為になった。

 

喫茶店の時のキャンツー、バイクもこのセロー

キャンプ道具をめっちゃ積んで走っていたので

翌年5月まで、そのまま参加準備OKになった。

ただ単に参加するのはちょっと面白くない?と思い、

砂浜でウイリーをすることを目標に

OGAさんのウイリースクールに行ったりして準備した

「金沢おもしろ発掘サイト」より    偶然、撮影いただけた写真 感謝

 

 

2020年の冒険テーマ

「愛犬とともにゴリラ改でリヤカーを牽いて行く」

 

ゴリラ改

ノーマル3馬力で山越えコースは危険が危ないと思ったので改造。

古いゴリラを入手、自分で85ccにボアアップ、

電装系、キャブ、サス、ホイールその他カスタムして

正規に黄色ナンバーで再登録

リヤカーを試作

実走行して何度もリヤカーをひっくり返した。

アルミフレーム、低重心、低位置牽引アームに変更して完成。

キャンプ道具100L積載

ペット専用BOX

欧州安全規格クリア?のBOXをそうびして

ワンコツーリングで完走。

 

2021年の冒険テーマ

「中華エンジンで日帰りSSTR」

 

2020年に中華製124ccエンジンへ交換し

正規にピンクナンバーになったゴリラで準備万端だったが

妻の癌が判明、不参加予定だった。

コロナの流行で、通院も入院も面会も苦労した。

未分化癌の治療中だった妻だが、

背中を押してくれて今年も参加できた。

 

自分のバイク好きを一番知ってるのが妻。

付き合い始めたらいきなり中型免許を取ったが入籍後はペーパーライダー。

子供が成人したら老後に二人で北海道ツーリングにいく約束をした。

 夏ごろから終末入院。

日帰りSSTRの帰りに お見舞いに行くのを目標にしてたが

面会時間には帰れなかった。翌日お見舞いにいき完走報告。

SSTR完走の数日後、家族みんなで看取った。

 

2022年の冒険テーマ

「愛犬を癒すドッグラン巡り」

妻の代わりに成人済みの子供らより大事にしてる愛犬フク君を

癒す旅。

MVアグスタ800ブルターレ(学生時代に限定解除してます。)

高速道路を利用しサービスエリアでポイントを獲得しつつ

コース上のすべてのドッグランに寄っていく計画。

キャンプ地は柵に囲まれた専用ドッグラン付きの広いサイト

 

ドッグラン付きキャンプサイト

 

2022年プレミアム

「ゴリラ改で愛犬とコンパクトツーリング」

必要最低限の荷物で行くのがテーマ

 

SSTRの前日21:00まで急遽現場で仕事をしていたので

翌朝は体調最悪

スタート地点まで行ったが早々にリタイアした。

 

 

2023年の冒険テーマ

「すぐ壊れる中華原付ポケバイで完走を目指す」

中華品質バイクを日本人素人メカニックが修理改造して挑戦。

この姿勢で名古屋-千里浜300km 往復600km 片道9時間

マジでつらいツーリングだった。

まさに「バイク版エコノミー症候群」。

曲げっぱなしの膝がしびれた

気を抜くとブーツのつま先が削れます

 

カッコイイ中華原付ポケバイ?をヤフオクでGET!

ウインカーは前後ライトにビルトイン

部分塗装しYnMnHn YZP P-1と命名明記

50ccから125cc中華エンジンへと載せ替え

電装系を修理し

キャリパーステーを作り直し

ブレーキをパッド削り出し

他車のスプロケットを加工し

FRPで増量した燃料タンクを自作

 

最小限のパッケージで

背中に愛犬を乗せて完走したが。

その後しばらくのあいだ

このペットリュックを避けるようになった。

 

愛犬フク君(マルチワ Mix犬)

SSTR参加3回

膝を曲げっぱなしで痙攣しかけ、

サスが効かないのでお尻も痛い。

 

小さいくせにチューブレスタイヤで

帰路はリヤタイヤがスローパンクチャー状態。

15㎞ごとに空気を補充しながら帰宅

中華バイクが品質改善されていく現場写真

 

中華品質 パッド当たり位置が、外側にずれてるのでキャリパー位置修正

結局、前後ブレーキキャリパーは位置修正、歪み修正した。

スペアのブレーキパッドは既存品を切り出し?、削り出し

 

ハーネスとは呼べない無駄だらけの配線を修正。

SSTR用に必要な距離計

オドメーター、トリップメーター付きのデジタルメーターとの交換 再配線 (涙

 

 

長距離走行に対応しインナータンク自作

2リットルタンクを増量、耐ガソリンFRPタンク作成に伴い

バッテリー位置を移設 再配線

FRPタンク自作 フロート式の簡易燃料計追加

車体ナンバーはリアスイングアームに打刻があったがシート下にも打刻した。

 

地元でテスト走行中に

・ブレーキがカタカタ鳴り出したり

・キャブが詰まったり、

・チェーンが切れたり、

・スプロケボルトが折れたりと

・いろいろあったが

本番のSSTRでは無事ゴールできた。

 

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2024年のSSTRも

エントリー無事完了してます。

10月5日エントリー完了

 

KAWASAKIがSSTRに協賛したので

日本4大バイクメーカーがそろった。

で、カワサキ Z125PROで参加予定

今回のテーマは「カギで時短」かな

カワサキの一部のカギは共通化加工ができるということで

KIJIMAヘルメットホルダーの錠前部分をつかってGIVIリヤボックスと

カワサキのカギと共通化させた。

 

SSTRのチェックポイントでの所作、

停止、出発の流れがスムーズになった。

 

・エンジンOFFしてハンドルロック

・ヘルメットを脱ぎミラーにかぶせロック操作する

(ヘルメットロックはハンドルに追加GIVIの中には

合羽などのツーリング道具が入ってるからメットは入らない)

・バイクを降りGIVIをロック操作し出し入れ

 

カギの差し替えや選択の手間が無いだけで

動きが速くなり快適。

カワサキのキーを指して深さと突起を見る

 KIJIMAのキーの左右の彫溝に注意して錠前を追加購入

 

GIVIの錠部分は短く細いので

直径を0.4㎜程 細く削り、Eリングが使えるよう溝を掘った

KIJIMAのヘルメットホルダーをもう1個 追加購入し、

錠前部分だけを利用した。

全長が長いのでEリングの位置でロックアーム位置を実寸法に合わせた。

 

Z125PROは

ペットボックスとサイドバッグを付けたら

リアシート面のスペースが広がったので

テントやシュラフやマットの積載場所はOK。

 

ドッグラン付きキャンプサイトの予約もできたので

今回はのんびり行きます。

 

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p、s

SSTRの参加費は少し高いと思うが

1万人分のコストはそれなりにかかると思う。

(職業画家に小さなイラストを無料で描かせ、版権も要求する行為よりマシと思う。)

申し込み集計、ステッカーや資料、手帳の作成、間違えずに仕分け、送る作業の

人件費、イベント保険、その他を考えれば納得する。

(個人データつつぬけの外国人実習生に任せたくないなぁ?)

 

それに お金払ったら自分もお尻に火が付く。

他人に言われ、ルールで縛られないと

自分だけでは、いつまでたっても目標達成できないわたしには丁度いい。

昨年の

’すぐ壊れる’中華原付を期日までに安全なマシンに仕上げる過程も同じだった。

 

きっかけになってる。

自分のテーマと目標をたてて準備してると

参加費を軽く超えてしまう。節約したい。

 

それより

参加賞の品質を上げてほしいな。

不安定な焚き火台や切れない数徳ナイフ

コーヒーメーカーは同じものを安く売ってるのを見つけたから泣けた。