2年ぶりに

MV アグスタ ブルターレ800の

バッテリー交換した。

やりたくない整備のひとつです。

普通のバイクでバッテリー交換といったら

シートを外したら

即、バッテリーとご対面できるものだが、

 

MVアグスタ ブルターレは

そう簡単ではない。

 

シートを外したら

3種の六角レンチで26本のボルトを抜く

交換作業が完了したら

ほとんどが樹脂カウルの固定なので

締め付けトルクに注意しなければいけない。

ほんとにやりたくない整備作業だ。
 

バッテリーは

燃料タンクの後方下側に

隠れるように位置しているから見えず、

タンクを浮かすか、はずす必要がある。

 

燃料パイプに接続カプラーが付いているのだが

裏側のボタンが押しにくく

簡単には外せない。

 

燃料ポンプの配線カプラーもタンク裏についているので

手が入れにくいし押しにくい

簡単には外せない。

結局。タンクをずらすことになる。

 

そもそもタンクをはずすだけなのに

すべてのシートカウルや

ラジエター周辺を外す必要がある。

 

 

これは自分に対する備忘録でもある

 

--バッテリー交換手順--

 

①シートを鍵でロック解除し外す。

 

サイドカウルをはずす前に

②赤いリアシートカウルをはずす。

左右でネジ4本 差し込みダボ抜き4か所

 

③サイドカウルは左右でネジ8本抜く。

タンクの下に隠れている差し込み個所。

 

タンクの両サイドにカウルの差し込み突起で

4か所とめてあるのを抜く

 

タンクをはずす前に前側を外す作業

吸気カバーの内側にゴムのダクトホースが来ているので注意。

④吸気カバーの下側の羽部分が

ラジエターシュラウドに入り込んでいるため

はずす必要がある。

各1本で左右に2ほん と見えない位置と方向に

差し込みダボが2か所あるので吸気カバーを抜く方向に注意

 

 
 

吸気カバーをはずす前に

⑤ラジエターサイドシュラウドを

はずす必要がある。

左右でネジ6本

一部のねじは

アルミと樹脂の接合用なので抜かなくてもよい

 

ウインカーのカプラーを外す。
小さい爪があるので力任せはだめ。
 

 

 

⑥タンクを固定しているねじをはずせる。
ネジ6本
シート後ろ下
 
ステム側
 
左右下
20φほどの防振樹脂付きD型ナット?が差し込んであるので
落下に注意
 
タンクを持ち上げ
・タンクとステムと前フレームの間にタオルを挟んで傷防止
・タンクの後ろに丸めたタオルを挟んで もちあげ隙間を開ける。
左斜め上に回すようにずらし、バッテリーにご対面。
 
タンク本体がツルツル滑るので最注意
 
ショートに注意し
⑦電極のプラス  マイナスの順番で
ネジ2本はずし
バッテリー本体を抜く
 
 
事前に補充電した新品バッテリーと交換。
 
逆の手順でカウルを付けていく。
樹脂を締め付ける部分は
締め付けトルクに注意していくこと。
 
 
 
 
 
左 2022年1月2日交換  右 2024年3月6日今回の物
 
2年前のお正月2日に初売りセールにて 
緊急で買ったFTZ10S(18000円) 結構高かった(涙 。
しかも長期在庫品だったのか。 補充電管理していたのに
2年しか もたなかった。
 
で、今回のTTZ10Sはネットで さらにバーゲン品の6000円)。
こちらも長期在庫品なのか、液注入済みで到着。
しっかり補充電が必要だった。
0.9Aで3時間サイクルが3回弱で7.3時間必要だったが
お値段も1/3なら・・・何度も交換はしたくないのだが・・・
 
補充電は0.9A ラジコン用多機能充電器
充電電圧が17Vちょいまで上がった。
容量9.1A中
3時間×2回と83分 
計7時間23分で6.5Aほど補充電したことになる?
 

0.9Aの0.5%(0.05A)のトリクル充電に
自動移行し13V台で安定して完了。
 
常温で放置後は14.5Vぐらいに戻っていた。
 
 
 
 
これでバッテリー交換も完了した
エンジンも1発始動!
調子よくなったか気がする。
 
時計の時刻も忘れずに調整したよ!