土日に渚園へキャンプに行った。

ペットサイトで愛犬フク君も一緒。

寒さ対策で今回は

薪ストーブと灯油ストーブを持参。

10時過ぎに受付し10時半にはサイトイン

(松の枝で風向きが分かるので風下に出入り口)

お昼前にティピー(燃えにくいが重たいTC素材製)の設営が終わり

内部にカーペットを敷きシュラフと調理機材などを運び込み

薪ストーブも設置した。

煙突も立てて転倒防止ロープもつけた。

(六角形グランドシートは便利。ペグ位置が正六角形に決めやすい。)

テント内の薪ストーブ

 

キャンプ場 敷地内にあるドッグランでフク君を遊ばせる

で、遅めの昼食はサンドイッチとおにぎりのコンビニ飯・・・。

 

三脚式ポールを作ったのでセンターポールレス。中は広々となり、

真ん中に

toyotomi レインボーランタン 

灯油ストーブを鎮座させた。

このレインボーランタンストーブだけで約40Wの明るさなのだが

暖房機としての火力は2200W・・・。

きれいな色の炎でリングがみえて素敵。

 

暖かさは薪ストーブに だいぶ負けるけど

外回りにせり出した安定型タンクと傘、ガードが付いてて

キャンプにマッチでワンコにも比較的安全

 

受付棟売店で薪2束と

冷凍の肉を購入、(少し割高と思うが一人焼肉には便利だからOK)

ぼちぼち薪ストーブに火を入れる。

 

薪ストーブはすごく暖まる。

ティピーは上部分に熱がたまるから

携帯扇風機を回したり、ウチワで仰いだりしてサーキュレートした。

スカート付きティピーテントは

六角のすみからすきま風(空気)が入ってくるので

テント内燃焼も酸欠問題も比較的安全。

(それでも寝るときはすべて消火)

 

冬でもテント内が30度を超すときもあり

Tシャツでも快適。

出入口で換気しながらでも、奥は22度ぐらい維持していた

 

18時ごろ

ご飯を炊いて、焼肉をして素焼きの肉をフク君にもあげつつ

晩酌しながら夕飯を楽しんだ。

 

煙突の組み立て時は気にならなかったが

スパークアレスター(火の粉飛散防止用のステン網)に

すすが少し付着してたようだ。

これがさらにすすをくっつける

 

最初の薪1たば目までは問題なかったが

夜になって2たば目ごろから

テント内に煙りが充満するようになってきた。

就寝前だったが入り口を大きめに開けなおし

換気したが、新しい薪をくべるたびに

煙がテント内に充満した。

 

薪の燃やし方が悪いのか?とも思い、

1本づつ上下左右を焼き 煙が少なくなるようにやってみたが

ストーブの隙間から煙が出てくる。テント内がけむい。

「ピーピーピー」と何度も一酸化炭素警報機が鳴った。

鳴りやまないので最後はシュラフに警報機を投げ込んだ。

 

フク君が自主的にテント外に出た!、逃げた?避難した?(リードは付いている)

犬の嗅覚で耐えられなかったのだから

これはやばいかと思った。

 

結局

悪戦苦闘しながら、深夜になっても

さらに薪を燃やしていた。

 

ストーブ内の薪を完全に燃やし

消し炭にしてから

30分ほど寝たのは明け方だった。

 

翌朝?

テントの撤収時に薪ストーブの下に敷いていたスパッタシートには

タールがべったり垂れていた。(掃除するときの写真)

薪ストーブの底板U字部分と前後板がリベット止めで

灰は出ないが液体は出る構造だった。

(耐熱シリコンコーキングを詰めるのもありかも)

  

さらに

そとの煙突を見ると、ネットに穴が見えない。

火の粉防止用ネットはタールとすすで完全に詰まっていた。

 

正常なら煙突効果で煙を吸い出すはずなのに

煙が出る穴がなく、逆流していたのだ。

 

一酸化炭素中毒や火災を起こさなくてよかった。

正直なところ まじで命がやばかった、

薪ストーブ初心者でした反省。

 

 

 

 

一般的な薪の種類は

針葉樹と広葉樹で

ホームセンターで箱入りを買うと大概が輸入品で

原産国と木の名前が表示されている。

 

針葉樹は

油分が多く燃えやすい、火が付きやすいが、はやめに燃え尽きる。

広葉樹は

硬くて重く燃えにくい、火が付きにくいが、長持ちする。

 

木の種類によって

燃やすとタール成分が多く出るものもあるらしいので

今後はもう少し学習し注意したい。

 今回は2束、無名針葉樹を買ったが

松とかの間伐材だったのかもしれないが、それ以前に

エントツ掃除不足と

ネット製のスパークアレスターが最大の原因だったと学んだ。

煙突掃除もせず

そのままキャンプに持って行ったのがいけなかった。

 

重要な反省事項

・煙が吸い込まれないような異常燃焼時は

 煙突をうたがい寒くても外を確認すること。

・薪ストーブのエントツ掃除は定期的にやること

・ステン網の自作スパークアレスターは良し悪しだ。

 詰まってもずらして通気を確保できるよう

 外側に巻いて網を追加工しておきたい。

 

薪ストーブはすごく暖かいし、天板がとても便利。

やかんで湯沸かしや鉄板を乗せての調理もできる。

次回も薪ストーブでリベンジするぞ。

 

みなさま

当方を反面教師に お気をつけて楽しみましょう。