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師走だなんて

フリーターのぽっくんには関係ないと思っていたちゃまでしゅが、早いね!しかし早い!

なんてことを毎月思ってる。そう、結局のところいつでも時が過ぎるのは早いんだ。

って言っても12月は早かった。いやまだ終わってないけど、でもすでに半分以上過ぎちゃってる!!早い!


うん、まぁ要するに何が言いたいかっていうと、特に異常無しってことかな。

こんな夢を見た

今日はほぼ1日中何もしなかった。

2度寝3度寝を繰り返してやっとベッドから抜け出したのが午後1時半。

それからご飯を食べてダラダラ、その後惰眠・・・。気づけば4時。

それからPCを開いてインターネット、犬の散歩に行って風呂に入って夕ご飯を食べてTVを見て9時半。

バイトを終えた彼女から電話が来る。

身支度はできていたのですぐに彼女の元へ。誘ったのは僕の方だ。

毎日忙しい彼女とまだまだ暇な日々を過ごす僕。

先週の木曜に会って以来だから5日ぶりの再会。この次会えるのはたぶん来週の木曜日。今日会わなければ2週間会えなかったことになる。寂しい。だから少しでも時間があるのなら会いたかった。

と言っても今日彼女は2つのバイトを掛け持ちしてたみたいで正直誘うのは気が引けた。引けたけど彼女を家まで送るという名目の元会うことにした。それでも彼女はいつものように僕が来たことに対して申し訳なさそうにする。今回は僕のわがままななのに。けどそういう所がやっぱり好きだなと思う。

僕はバイトを終えた彼女を店の外で待っていた。
最近急に冷え込んできたのもあってめちゃくちゃ寒かった。もっと厚着でくればよかったと後悔する。
彼女がなかなか来ないので何か温かい飲み物でも買ってこようと思った。もちろん彼女の分も。がその矢先、彼女が自転車を押しながらやって来た。タイミング悪いぜ!

2人の再会は別に劇的なものではなかった。そりゃそうだけど。でも本当は会ったらすぐに彼女を抱きしめたいなとかそんなことをここに来る前の僕は考えていたような気がする。だって5日ぶりなんだもの。でも現実はそう上手くはいかない。いつものようにぎこちない挨拶をして目もまともに合わさない僕がそこにいた。本当はこんなはずじゃないのに・・・。彼女はたぶん疲れてるんだろうけどそんなそぶりを見せなかった。

2人で彼女の家まで歩く。僕は普通に歩いて、彼女は自転車を押しながら歩いた。いつものように僕が左側で彼女が右側。いつのまにかこのポジションが2人共落ち着くようになった。

彼女の家はそう遠くないので20分ぐらい歩いたら家の近くまで着いてしまった。
彼女は行きたい公園があると言ってそこから僕を連れて行ってくれた。初めて訪れる公園だった。
住宅街の中にどーんと広がる大きな公園。野球場があって、だだっ広い草原もあって、遊具や小さな丘もある楽しげな公園。車の通りが少なく誰もいなかったのでとても静かだった。時々風が吹いて大きな木がガサガサと揺れた。

ブランコに乗りながらこの何日かのことを話した。
するとだんだん寒くなってきて体がぶるぶると震え始める俺。いてもたってもいられずブランコから立ち上がりフラフラと歩き始めると彼女もついて来た。
公園をぐるぐると歩いているとなんだか妙な雰囲気になった。たぶんこれはいわゆるキスとかできちゃう雰囲気だ。お互い会話もなくフラフラ・・・。俺は今すぐにでも彼女を抱きしめてキスをしたかった。が、いかんせん体がブルブルと震える。いかん・・・!!寒さと緊張が入り混じっていてもたってもいられない気分になる。こんな状態じゃダメに決まっている。カッコがつかない。体がとにかく震える。ダメだ。あの感じ、たぶん彼女は待っていたと思う。いや、これ勘違いとかじゃなくて。

ついに僕らは何もできず帰ることになった。彼女は明日も早くからバイトがあるし。
それでも僕は体の震えがおさまるのを待ちながら機会を伺っていた。が、大きな通りのある道路まできてしまい、こんなところまで来てしまってはムードもへったくれも無い。人前を気にせずイチャつけるほど無神経でも無い。
次に会う約束をしてさようならをした。もう一度言うが次に会えるのは今日から9日後。1日が永遠くれェなげェ・・・!!

自分に対する絶望感に打ちひしがれながら歩いて帰った…。

帰り道、今日彼女と話したことを思い出した。
僕は彼女にずっと気になっていたことを尋ねた。
どうして毎日そんなに頑張れるのか。

彼女はとにかくバイトをしまくっていた。なぜそんなにもバイトをしなければならないのか?その理由についてはあえて聞かなかったけど。ただ気になるのは、なぜそこまで頑張れるのか。彼女は今大学生だ。学費も確か自分で払ってるみたいでバイトをしまくってるのはたぶんそれが原因だと思う、学校とバイトの両立、そんな忙しい毎日の合間に公務員試験の勉強もしていた。そして今年晴れて裁判所事務官として合格した。現役のうちに。
就職先が決まりあとは卒業を待つのみ(単位もほぼ取り終えている)の彼女だがバイト生活は続いている。一難去ってまた一難。彼女はいつも休みなく戦い続けている。少なくとも僕にはそう見える。

僕が気になるのはそのパワーの源。不思議でならない。僕ならとっくに投げ出している。

どうして君はそんなに頑張れるの?
彼女は悩みながらもこう答えた。

「負けず嫌いだから」

うーん・・・

なるほど。うん。なるほどね。


なんだかあまり釈然としなかった。
とりあえず僕には無い要素ってのは確かだ。
そういえば昔友達に負け癖がついてるとか言われたのを思い出した。あの時はその言葉にものすごくドキッとした。はっきり言ってものすごく傷ついた。図星だから。

今日僕は彼女にキスできなかった。
だってしゃーないじゃん寒くて体がブルブル震えんだもん。

帰りにTSUTAYAに寄って行った。
ショックなことがあったりやりきれない気持ちになると僕は映画を観たくなる。映画の主人公と自分の気持ちを重ね合わせて心を癒すのである。しょうもないけどそういうことをしてしまう。
今日の僕の気持ちに合った映画は・・・・無かった。冴えない男の恋物語なんてやっぱなかなか無い。アンチリチャード・ギアである。よくわからんけど。
結局適当に2本ほど借りて帰ることにした。


うぅ・・・やりきれないやりきれないやりきれないやりきれないやりきれないやりきれないやりきれない

なんなんだこの感じ・・・ヤリキレナイ川。

俺は今日このまま敗者として負けた気持ちをひきずって終わるのか??
あと9日間この気持ちをひきずりながら過ごすのか・・・??
彼女を失望させたんじゃないのか・・・?
やっぱり俺はダメなやつだな・・・・・
ちくしょーなんで俺はこんなにかっこわるいんだよ
うぎゃー

こんな気持ちが爆発して僕は全速力で(笑)家まで走った(笑)
意味がわからなかったがそうするしかなかった(笑)
走りながらルールを決めた。家に着くまで絶対に止まっちゃダメ。
家までの道のりはたぶん200メートルぐらいでまぁ結構近いんだけどね。
でも普段運動してないだけに心臓がぶっこわれそうになった。人が誰も歩いてなかったのが幸いだった

ぜーぜーいいながら家に着く。完走である。やった!俺は諦めなかったぞ!しょうもないだろう。どうだ、笑え!

エレベーターに乗り込み、
上へと昇っていく際に僕はあることに気付いた。



体 が 暖 ま っ て い る ! !



当たり前だけど。



そう、

つまり
そういうことだったんだ!



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