栄光を掴むモノ w
本日(5/8)は曇り
ちょっと肌寒い気温でしたが、個人的には暑いよりマシという感じ。
熱ダレ起こしやすいガブも元気だし (笑)
先日、
5日に岡山のBevelさんがアウトゼアまでツーリングで来られてました。
4日にメールをいただいていたのに気がついたのが5日の夕方・・・。
もしメールに気がついていたとしても都合が合わなかったのですが
会えなかったのはとても残念です。
長距離のツーリングに行けるようになったら、まずは岡山!そして福岡!
普通なら、グルメとか温泉とか良い景色とかなんでしょうが、僕はまず人 (笑)
会いたい人に会うツーリング再開します (笑)
さて話は変わりますが
現在、キャンプ道具の整理中です。
といっても、泊まらない、焚き火しない、料理しない、何ならお湯も沸かさない (笑)
という人の道具ですから、たくさんあるわけではありません。
そんななか
これ使わなくなったなぁというグッズがありました。
↑ クッカー用のハンドル ? 正式名称はわかりません。
コストダウンのためなのか、軽量化のためなのかわかりませんが、超肉抜きされているアルミ製。
大陸仕様のパクリ品で、超お安かったと思います。
↑ 僕がメインで使っているお湯沸かし専用クッカー。
ハンドルが付いていますが、あのハンドルにもろに火があたって真っ赤になるんですよ (笑)
ハンドルが熱くて触れないから、耐熱グローブすればいいのかもしれませんが
カップ麺すすりながら、コーヒーのお湯を注ぐ時に、いちいちグローブするのは面倒 (笑)
そこで
↑ こんな感じでクッカーハンドルが活躍するのです。グローブはめる手間を考えると楽ちん (笑)
↑ 一応手を離しても引っかかって保持してくれるのですが、小さい容器だと転倒します。
↑ クッカーの代わりに直火でお湯も沸かせるチタンマグ。
こちらも直火で使っているとハンドルや本体は触れないほど熱くなります。
↑ もちろんこうやって使います (笑)
ただ便利なクッカーハンドルなんですが ・・・・
↑ こやつには手が出せないのです (笑)
掴む場所がない (笑)
クッカーハンドルの構造上、チタンマグの取っ手も、あの上蓋も掴めない (笑)
そして「シン・掴むモノ」として登場するのが・・・
↑ ペンチ!(笑)
相方さんの実家に眠っていた何年ものなのかわからない年季の入ったペンチ (笑)
↑ 掴む部分の溝が最初からなかったのか、あったけど使い込んでなくなったのかわかりませんが
掴むモノにキズが入らないから溝なしで良いのかもしれません。
↑ ペンチならチタンマグの取っ手も掴めますし
↑ カップ上の蓋を開けるのも全くの無問題 (笑)
ということで、
このペンチが熱いものを掴むモノとして長らく王座に君臨 していたのですが
この万能と思われたペンチでも
どうしても苦手なものがありまして・・・
↑ 熱く煮えたぎったお湯が入ったクッカーを掴もうとすると、湯気で手が熱い (笑)
それから
↑ アルコールストーブのアルコール補充のために、ペンチで移動させる場合はこの角度になるのですが
このペンチの角度だと五徳やお湯の入ったクッカーに手が当たってしまいます。
タグリ寄せるにもペンチの形状ではちょっと難しい。
ということで
この弱点を補えるペンチ代わりになるものを探してみようとホームセンターへ出かけました。
実はモノはある程度目星をつけていたのです。
↑ ウォーターポンプ用のプライヤーです!
バイクの車載工具などのプライヤーはペンチのようにまっすぐの形状ですが
ウォーターポンプ用のプライヤーは口が斜めに付いています。
なので、お湯の入ったクッカーを持ち上げても湯気で熱くなることはないかなと思って ・・・
実際にお店に行くと大きさの違うプライヤーがあって
20cmくらいのを買おうと思っていたのですが
15cmくらいの小さなプライヤーの一つが「ワケアリ」で
ちょっとお安くなってましたので、それを購入しました。
たぶん900円くらいだったと思います。
ワケアリなのは、グリップの赤いゴムがちょっと裂けてたからでした。
まぁ火にあたったら溶けてしまいそうな素材だったので、赤いグリップは撤去 (笑)
そして、
ちょうどその頃にネットで見た鉄の黒染めをせっかくなので試してみました。
紅茶を濃く煮出したものにお酢を加えた溶液に鉄を漬け込むと真っ黒になるというもの。
100円ショップのラジペンと一緒に、購入したウォーターポンププライヤーを漬け込みましたが
ラジペンは真っ黒になってカッコよくなったのにプライヤーはシルバーのままでした (笑)
プライヤーの表面は何かコーティングされていたのかもしれません。
黒くなれなかったプライヤーは、せめて取っ手の部分だけでも黒にしようと ・・・
↑ 例の革パンの革でグリップ巻きました。
↑ ペンチに比べると一回り小さいのですが、これで正解でした。
なんと言っても軽い!
そして
↑ クッカーを持っても持ちやすいし、湯気で熱くならない (笑)
↑ プライヤーを逆さまにして持てば、チタンマグの取っ手もラクラク安定して持ち上げられます。
↑ もちらん蓋の小さな金具を持って普通に開けたり被せたり。
↑ アルコールストーブも五徳に当たらない角度で持ち上げたり、
何なら引っ掛けてたぐり寄せたりできます。
いやぁ~小型のウォーターポンプ用プライヤー
むっちゃ使えます。
プライヤーを使い出してからは、耐熱グローブを使わなくなりました。<焚き火しないしw
見事栄光を掴んだウォーターポンプ用プライヤーが
掴むモノの王座を他者に譲る日は来ないと思います (笑)
プライヤーをこんな便利に
アウトドアで使ってる人って僕くらいやん?
とほくそ笑んでいたのですが (笑)
なんと!
↑ えええええ~!って思いました。
誰がパクったんや!(笑)
しかもやりたかった金属部分の黒化 ・・・
↑ そっくりやん!
それもそのはず、
同じメーカーの同じプライヤーやもん (笑)
このプライヤーのメーカーさんがクラウドファンディングで
キャンプ用プライヤーを作って売っていたのでした (笑)
オールブラックがカッコイイので買っちゃおうかと思ったのですが
すでにクラウドファンディングは終了。
で、どこかのショップがアマゾンで転売してまして
7,000円!!!!
一瞬で目が覚めました (笑)
キャンプ用品の高騰ぶりはやっぱり異常ですね。
その後、メーカーさんが自社で販売をはじめたみたいで
僕と同じサイズのやつで 5,430円(税込)
それでも高いと思いましたが、無償修理がついているっぽい?<未確認
これで転売者も価格を下げるしかないかな (笑)
そして
ウォーターポンプ用プライヤーはキャンプで使うのに便利!と
僕だけでなくメーカーさえも認めてるわけで (笑)
ブラックキャンプ仕様にこだわらなければ、同じメーカーの同じ機能のプライヤーが
ホームセンターで 1,000円くらいで購入できます。
芝生に落とした時に見つけやすいのは
黒ではなく赤いグリップですよ~ (笑)
ということで、
ブラックのプライヤーを見つけて
驚いたというお話でした。