限定解除とマウントの話 w
本日（12/24）は晴れ！
近くのショッピングモールに行ったのが大間違い。
やたら人が多いと思っていたら、クリスマス・イヴ。
チキン系やケーキ売ってる店はもちろんおもちゃ屋さんから雑貨屋まで大渋滞。
買い物はあきらめて、
そのままハンターカブCT125で海まで行って缶コーヒー飲んで
自宅近くのスーパーで買い物をすませて帰ってきました (笑)
さて！
今回のお題は、「限定解除」
昨日の友人Zさんとの飲み会での会話とかぶる内容なので
Zさんは読まなくてもいいです (笑)
そして長文になりましたし画像1枚もありませんので、
長文無理な人も読まなくていいです (笑)
ということで
限定解除というと、僕ら世代（50代？）でいえば
ナナハン免許取得の事ですよね。
中型限定を解除して大型バイクに乗れるようにする事でした。
若いライダーさんに 「限定解除って知ってる？」 と聞くと
「え？それってなんですか？」と 返されると思いきや！
「はい！知ってます！自分も限定解除しました！」
えっ！最近の話？とよくよく聞くと
大型AT免許を取ったけど、MT車に乗りたくなったので
AT限定の解除が「限定解除」ということらしいです。
今後は注意深く「古い限定解除」なのか「新しい限定解除」なのか見極めないと
会話の食い違いが生まれそうです (笑)
話は変わります。
何年か前にはじめて「免許マウント」なんて言葉を聞きました。
たまに「排気量マウント」なんてのは聞いたことがありましたけど。
免許マウント
大型バイクが一般試験でしか取得できない時代に
その当時限定解除で大型二輪免許をとった人が
自動車学校で大型二輪免許を取得した人に
「おまえらは楽でええなぁ、俺らの時代はなぁ大変だったんだぞ！」
とマウントを取る人の事だそうです。
そんなのは都市伝説だと思っていたのですが、某ディーラーで遭遇 (笑)
ディーラーに来ていた数人のライダーさんに
大型免許はどこで取った？的な質問をして回るおっさんが・・・。
ディーラーのスタッフから、そんな人がいると聞いてはいたのですが実在しました。
若いライダーさんが餌食になってたんですがひとしきり話が終わったら、
僕の座ってるテーブルの前にきて
「大型免許はどこで？」
困りました (笑)
これ、限定解除ってこたえたら、次にくる質問が見えていたからです (笑)
たぶん 「何回でとれた？」だと思うのです。
事実、当時限定解除時代に大型バイク乗ってる人同士の会話の最初は
「受験何回目でとれました？」という話題でしたから (笑)
考えてみたら、当時は「回数マウント」があったのかもしれませんね (笑)
タイミングよく整備が終わったとスタッフが伝えてくれましたので
「あ、自動車学校？かも？」
というわけのわからない返事をしてその場を退散。
事なきを得ました (笑)
大型二輪免許が目的ではなくて大型バイク（CBやカタナ）に乗るのが目的だったので
他人の大型免許取得の裏にどんな劇的なドラマがあったかというのは
あまり興味がないんですよね。
それよりも、今のバイクに乗ってる理由の方が興味あったりします。
話は変わります。
ちょっとよく覚えてませんが、
自動車学校で大型二輪免許が取得できるようになった理由っていうのが
アメリカからの圧力 だった！という話を聞いてました。
嘘か本当かは僕は国の外交官じゃないので知りませんが (笑)
日本でハーレーという素晴らしいバイクが売れないのは
大型免許が取得しづらい環境だからだ！なんとかしろ！日本！
アメリカが提示した条件が
● 大型二輪免許を取りやすく
● 高速道路のバイクの最高速の引き上げ
● 高速道路の二人乗り解禁
だったとか・・・。
ってか、これでハーレー売れるのか？ (笑)
1996年から自動車学校で大型二輪免許が取得可能に。
このことが苦労して大型免許をとった
免許マウントおじさんにはショックだったのかもしれません。
僕は特に何とも思いませんでした。
既に大型バイクに乗って12年経ってたし
当時、大型バイクに乗るには限定解除しか手段がなかったわけですし。
免許が取りやすくなってたくさんの人が大型バイクに乗れるようになったら
新型の大型バイクがたくさんデビューするだろうなとワクワクしたのは事実です。
ただ僕が待ち望んだバイクの高速道路の最高速引き上げは
それから4年もかかってしまいました。
当時、バイクと軽自動車は高速道路の最高速は80km/hでした。
これって一般道の最高速30km/hの
原付50ccバイクと同じ境遇 (笑)
高速道路で車の流れに乗って走ったら20km/hオーバーで捕まるのです。
高速道路を走るのはもうストレスでしたね (笑)
2000年にやっとバイクと軽自動車の
高速道路の最高速が100km/hに。
ただ当時のバイクは80km/hで速度警告灯が点いてたのでこの電球外す人も (笑)
今乗ってるカタナのエンジンは国内仕様のbandit1200Sで2000年式です。
トップ・ギア5速で80km/hを出して走るのがエンジンも落ちついてて燃費もいいセッティング。
なので高速道路100km/h対策としてドリブン側のスプロケットを高速側にふってます。
話は変わります。
750カタナに乗ってた時に都会（福岡市内）に
よく外車のバイクを売ってるバイク屋さんを見に行ったりしてました。
買うお金はないけど、一応全て乗れるバイクですからね (笑)
当時は国産車でも750cc以上のバイクは国内では買えなくて
逆輸入車という扱いだったんですが
かっこいい！って思った トリコロールカラーの
HONDA CB1100R！
今だに衝撃価格を覚えています。
243万円 (笑)
当時(40年前)ってアルト43万円時代ですから軽自動車が5台買える価格。
※ アルト ＝ スズキの軽自動車
二輪の外車と逆輸入車は高い！という時代でした (笑)
話は変わります。
福岡の高級バイク販売店に、買えないのに入りびたってた時に
仲良くなったバイク乗りの友達がいます。
友人Aさんですが、当時50歳くらいですから僕より32歳年上。
時々珍しいノートンやメグロやZ1に試乗させてもらったりしてました
またツーリングにも誘ってもらい、
僕より大先輩のライダーさんたちとたくさん知り合えました。
みんな大型バイク乗りで、
だいたい会社の社長さんばかり (笑)
外車の二輪を複数台持ってるなんて基本お金持ち。
当時の限定解除は、
わずかなミスで即不合格という厳しさで合格率数パーセント.。
東大受かるよりも難しいので20回以上試験を受ける覚悟がないなら取りに行くな！
なんて言われてたこともあってか
その諸先輩方から
「合格者はライダーの目標にならんといかん！」
「合格率わずか数パーセントの
試験に受かったんだから堂々としとけ！」
など大型バイク乗りの心構えみたいなものの指導を受けたりしてました (笑)
まぁ苦労して限定解除なさった先輩方の話ですから耳を傾けておりました。
そして衝撃を受けることに！
20歳になって、堂々と人前でお酒を飲めるようになった時に
友人Aさんがバイク仲間を15名ほど集めてお祝いの宴会をひらいてくれました。
お酒も入ってくるとまたいつものように
ここにいる全員最難関の合格者なんだから
バイク乗りの鏡であれ！
なんて話をされていたのですが
宴会に参加していた友人Bさんが気になる大笑いをしていたので
理由を聞いたら
「この宴会に来てるメンバー全員
誰も限定解除なんかしてないよ！」
「えっ！」
「車の免許とったらおまけで
バイク免許ついてくる世代」
って(笑)
そうだった・・・。
そういえば僕の母親も自転車に乗れないくせに
自動二輪は限定なしで乗れる免許持ってた (笑)
ずっと、おっさん達にからかわれていたのでした。
今だに夢に見ます (笑)
うん！
免許マウントするなら
自動車学校で大型二輪免許を取得した人達ではなく
車の免許取ったら、おまけで大型二輪免許ついてきた人達を妬んで
マウントしましょう！(爆)
っつーかマウントしなさい (笑)
まだ語りたりませんが長文になったのでもうやめます (笑)
おやすみなさい！
良いクリスマスをお迎えください。