前回に続いてキツかったピストンスカート部を何回もスコスコしながら
磨いたらかなりクリアランスが確保出来ました。
シリンダー側をホーニングする予定でしたが確認してみるとやらなくても
大丈夫そうでした、軽く手磨きで済ませそのまま交換してみることにしました。
さて、分解しますか・・・
動画はこちらです。
スーパーカブ(JA07)中華シリンダー、ピストン交換するために分解してみたら・・・ (youtube.com)
レッグシールドの分解ははしょります、もうヘッドカバー、ジェネレーター
カバーも取っ払ってカムスプロケを外す段階です。
この前に上死点を出す作業をしていたのですがどのみちジェネレーターカバー
が外れれば上死点は楽に出せますので途中で止めました・・・
カバーのキャップを2箇所外せば上死点は出せます。
上側の穴から見るとこの位置が上死点のようでした。
知ってる人ならクランク軸のウッドラフキー位置で上死点を出して
いるかと思います。
カムスプロケを外します。
外れました。
ヘッドの固定ボルトは表で4本、カムチェーン側の奥まっているところに
2本隠れています。
ヘッドは簡単に抜けました。
燃焼室は意外に汚れていませんでした、たぶんFCR-062の洗浄効果と
思います。
ピストンの汚れはこんなもんなのかな?
シリンダーも抜いておきます。
ピストンを外すためリングを抜きます。
抜けたけどけっこう面倒でした・・・
ピストンピンが固く押しても抜けてくれません・・・
仕方が無いのでマイナスドライバーとゴムハンで叩き抜きます。
外したシリンダー、ピストンの状態を調査します。
ピストンスカートはキズだらけでした、ただし触った感じは凹凸は無く
平坦でした、不思議です。。。
とりあえず保管するので掃除しておきます。
こんなもんで勘弁しておきます(笑)
うーん、、こ汚い・・・
シリンダー内壁は縦スレキズが多数見られました、こんな状態でも
問題なく走るんですね・・・
燃焼室のカーボンはキッチンペーパーにパーツクリーナーを含ませ
擦るだけで落ちてくれました。
排気側にカーボンが溜まっていましたので綿棒で掃除します。
今回はここまでとします、次回は取り付け編を書きますね。
以上です、ありがとうございました。