鉄馬庵「てつ」です

 

先日は「ヘルメット」のメンテナンスについてでしたが、
今回は

「ライディングウエア」のメンテナンスについてです

 

夏物のライディングウェアはどれくらい汚れている?

毎日のように着る普段着とは異なり、バイクに乗る時だけ着るライディングウエアでも、実は結構汚れているんです。

特にライディングウエアは、普通の服とは違い、走行中に浴びる大気中の汚れや排気ガス、飛んでくるチリやホコリなどで、シーズンが終わると見た目以上に汚れているケースがほとんどです。

 

暑ければ当然、汗もかきますし、バイクに乗る頻度が多ければ多いほど汚れているものだと思ったほうが良いでしょう。

 

着たライディングウエアは、そのまま放置せずにバイクに乗り終わったら洗濯やメンテナンスをしておきましょう。


夏物バイクウエアはクリーニングに出す?それとも自分で洗うべき?

 

普段着の服なら日常的に洗濯していると思いますが、そもそもライディングウエアって自分で洗える物なのでしょうか?

もちろん、ライディングウエアの種類にもよりますが、一般的なライディングウエアなら基本的に洗濯することは可能です。

 

確かに、ライディングウエアは安全のためのプロテクターが装備されていたり、物によっては防水加工やメッシュ加工などの特殊な機能が備わっているので、洗濯機へそのままドボン!というわけにはいきません。

 

一般的なライディングウエアは、装備されているプロテクター類を外して「手洗いで洗濯する」と良いでしょう。

とはいえ、自分で洗濯は面倒だし、正しいライディングウエアの洗い方がわからないからクリーニング店でお願いする、と言うのももちろんアリです。

 

しかし、ライディングウエアは普通の服と違い、“特殊な衣類”として扱われることもあるので、費用が高額だったり、お店によっては街のクリーニング店で受け付けてくれないケースもあります。

 

そんな時のためにも、ライディングウエアを自分で洗濯できるようになっておくと、費用も浮きますし何かと便利です。

 

意外にカンタン⁉︎ まずは洗濯表示タグをチェックしましょう!
 

ライディングウエアを自分で洗う場合は、種類によって洗い方が異なることもあるので、まずは自分のウエアに付いている「洗濯表示タグ」を確認してみましょう。

 

洗濯表示タグは、ライディングウエアの裏側に写真のようなタグが取り付けられていると思います。



 

こちらが「ISO洗濯表示マーク」の一覧です。

 

ライディングウエアに限らず、一般的なアパレルにも付けられているダグなので、一度は見たことがありますよね。

 

洗濯表示マークは、今から数年前の平成28年に日本で長く使用されていた「JIS洗濯表示マーク」から、世界の国際標準に合わせた「ISO洗濯表示マーク」へと統一されています。

JIS洗濯表示マークに比べると、ISO洗濯表示マークは文字表示がなくなり、イラストのみの表示になったので、少し分かりにくくなったかもしれません。


洗い方ですが


手洗いできるくらいの大きさのバケツと、そのウエアの洗濯が可能な洗剤を用意します。

 

レザージャケットや防水ジャケットなどの特殊なライディングウエアを除き、一般的なテキスタイルの夏物ライディングウエアは「手洗い」と「陰干し」が基本です。

 

40℃以下のぬるま湯で洗剤と一緒にウエアに付着した汚れを優しく揉み洗いしながら洗い出しましょう。

特に汚れやすい首元や手首の裾などを重点的に揉み洗いするようにします。

 

洗濯汚れの水を換えて、汚れが落ちるまで洗ったら、洗剤の泡がなくなるまで数回、濯ぎ洗いをします。

脱水はウエアの生地を強く絞らないように、優しく水分を落としてハンガーに吊るします。
 

ライディングウエアは、基本的に脱水機や乾燥機の使用ができませんので「日陰でドリップ干し」をして乾かせます。

水滴を落としながらの自然乾燥になりますから、乾かすのに少し時間がかかるかもしれませんが、ウエアが自然に乾いたら取り込んでOKです。

思っていたより簡単そうですよね?
 
 特に難しいことは無いので、皆さんも是非やってみてください。
 
綺麗になった夏物ライディングウエアはオフシーズンの保管にも使える技ですので、毎シーズンお気に入りのウェアでバイクライフを楽しんでくださいね!

では次回は梅雨時期には必要なレインウエアのメンテナンスです

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実はライディングウエアは苦手ですww
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