鉄馬庵「てつ」です
前回までのブログはシーズンオンに向けてのトレーニングなどでしたが、
今回は
「バイクに乗るときの準備運動」です
準備運動は簡単にいえば
怪我を防いだり、力を出しやすくするための軽い運動の事です。
ん?バイク乗るのに必要なの
とお思いでしょうが、バイクは身体で操作するものですから、準備運動の有無が
万が一の時に自分を守ことになるんです。
それは目に見えない安全装備っていってもいいくらい。
バイクのメンテナンスやカスタムに力を入れるのは
「ライダーなら当然」だと思いますが、
バイク乗りたるもの、身体のメンテナンスもぜひ考えて欲しいところです。
しかし、実際バイクに乗る時に準備体操をしっかりして
身体が温まった状態で乗ってる人なんてあまりいないのではないでしょうか
ただ単にバイクのシートにドサっと乗っているだけでいいなんて思ってませんか
バイクの車重に対して人間の体重の割合はかなり多いため、
バイクはライダーの動きの影響をかなり受ける乗りものなんです。
そう考えると、いかに身体をしっかりと動かしてあげるかが重要となるんです。
今回は「てつ」が現役時代も今もバイクに乗る前の
バイクを操るベストな状態にするための簡単なエクササイズについてご紹介します!
1・首のエクササイズ
走行中に周囲を見渡すのはもちろん、走行風の影響も受ける首回りはかなり緊張する状態になるため、
しっかりほぐしておかなければ肩こりの原因になります。
以下のエクササイズを行いましょう。
- まず腕を後ろに組んで背筋を伸ばす
- 首を前後左右に倒してそれぞれ5秒間キープ
- 時計回りと反時計回りそれぞれ首を大きく1周回す
実は首の動きはバイクに乗っているより日常生活の中の方が少ないので、
バイクに乗る前はしっかり首の筋肉をほぐしておかなければ走行後にかなり疲れてしまいます。
2・肩や肩甲骨のエクササイズ
続いて肩や肩甲骨のストレッチです。
バイクに乗るフォームは背中が丸くなりがちで肩や肩甲骨がガチガチになってしまうんです。
以下のエクササイズを行いましょう。
- 手の甲を下に向け、後ろに組んで背筋を伸ばす
- 5秒間キープ
- 組んだ手を離して脱力する
これを5回ほど繰り返しましょう。背中周りの緊張感がかなり無くなってくると思います。
これ、実は事務仕事の方にもオススメですよ
また、手のひらを腰にあてて、腕をパタパタと動かして肩甲骨を寄せていく方法もあります。
これも5回ほど繰り返せば肩周りがかなり軽くなります。
3・腰や大臀筋のエクササイズ
バイクに乗る時は下半身のホールドとも言われているほど足腰は重要です。
以下のエクササイズを行いましょう!
- 両手を腰に当て、お尻の筋肉を意識しながら片方の足を後に伸ばしていく
- 5秒間キープ
- 左右の足を入れ替える
これを5セットほど繰り返しましょう。
最後はぐるりと腰を回して全体的に緊張をほぐして終了です。
意外とコンディションに左右されがちなライディングは
健康管理をしっかりおこなってからこそですよ。
バイクの運転は全身を使うスポーツということは認識していると思いますが、
動体視力や情報処理能力も必要です。
そのため準備体操やエクササイズはもちろん、それ以外の体調面も大きな影響を与えます。
そのため心身の状態はライディングに現れてくると心得て、
バイクに乗る時は体調と相談し、決して無理をしないようにしましょうね。
今回ご紹介したエクササイズはちょっとした隙間時間にも行えますので、
ぜひ実践してみてください!きっとライディングにも良い影響を与えることでしょう。
ではまた次回のブログをお楽しみに
ブログを打ち込みながら指つった
カスタム作業の時もストレッチは重要です