日本とアメリカの
人々の意識レベルの時間差は、
おそらく15年くらいと考えると、
大変おこがましい比較になりますが、
2005年に僕が美塾を立ち上げた時と
同じような気持ちで、
ボビイさんは、
コスメブランドを
立ち上げたのではないかと
思うのです。
(もちろん、ボビイさんの
メイクアップアーティストとしての
キャリアも含め、
フィロソフィーは
さらにそれ以前からの
ボビイさんの想いであったと
推察いたします。)
美塾は今年14年目を迎え、
「らしさが美しい」を文化に…。
の理念のもと、
講師38名、修了生7800名様を輩出し、
ベトナム、タイでも、
その活動を広げてまいりました。
最近では様々な媒体に、
4つの魅力別に合ったメイクを
提案するような記事や、
例えば、
シワやグレイヘアーを美しいとする
ビューティーの提案を
多く見かけるようになり、
とてもとても
幸せな気持ちになります。
僕はボビイブラウンで働いたのは3年弱。
ボビイさんと直接お目にかかったのは、
退職後一度だけ。話した会話は一言。
だけど、分かるのです。
気持ちがよく分かるのです。
ボビイブラウンの14年目は、
すでに世界的なコスメブランドとして
確立しておりましたので、
売上規模や認知度においては、
足元にも及びませんが、
フィロソフィーの浸透、
そしてそれによる
人々の自己肯定感の回復
自分の顔を好きになり、
メイクの時間が
喜びの時となるような、
そんな、
より豊かなライフスタイルを
広めることにおいては、
微力ながら、
ほんの少し、ほんの少しだけ、
貢献できたのではないかと
思うのです。
世界のHONDA創業者
本田宗一郎さんがご著書
「俺の考え」で、
「『本田さん!ブームに乗りましたね。』
とよく言われるが、心外だ。
俺たちはブームに乗ったんじゃない。
ブームを創ったんだ。」
というくだりがありますが、
この気持ちが分かるのです。
こちらも大変おこがましい比較になり、
自惚れも甚だしいと
思われるかもしれませんが、
でも、
その気持ちが分かるのです。
だって、
日本の美容界においては、
兆しすら見当たらない中、
始めたんだから。
もちろん、
美塾だけが兆しを創ったとは
言いません。
美塾だけがブームを創ったと
言ってるわけでもありません。
あの時代に、
ありもしなかった兆しを
僕も知らない、
各地の想いある人々と、
共に創ったのです。
だから信じられるのです。
全てのピュアな想いを、
あなたの志を、
あなたの魅力を、
あなたを、
あなたの内にある
崇高なあなたを…。
あなたが創らんとする未来を…
信じられるのです。
2019年も
ますます
あなたを信じ、
あなたの魅力を見抜き、
あなたが
よりあなたらしく
より美しく
より輝きを放って
生きられるよう、
精一杯関わらせていただき、
不惜身命に生きてまいります。
次の兆し、
「粧道への道」
も、もう取り組み始めております。
2019年 1月
美塾 内田裕士
あなためがけてダイブ!
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