さて、
こちらの続きです。
あなたのその純粋な想い。
そのまま相手に伝わっていないのは、
とてもとてももったいないことです。
ですが、
そのまま伝わらない人も、
誤った受け取り方をしている人も、
多くいらっしゃることでしょう。
ですからこれから、
あなたが
空回らなくなるヒント
を、こちらでお届けできたらと思います。
まず、
あなたの想いは、
言葉のコミュニケーション
では伝わらない
んです。
だから、
言葉ではうまくいかないんです。
それなのに、
あなたがしてしまうパターンは、
ただでさえ、
言葉では伝えきれないんだから、
「なおさら、
伝えきれないなりに、
せめて言葉で
伝えなきゃ！！」
って。
実は時にこれが逆効果で
悪循環なのです。
言葉で伝えきれない想いを、
言葉で伝えようと思うと、
まずどうなりますか？
話が
長くなる
んです。
何度も言うようになるんです。
言い方を変えて
何回も同じことを違うニュアンスで
伝えたくなるんです。
「…てぎやまさんに、心からの感謝の言葉を
お伝えさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
本当に何をもって感謝をお伝えしたらいいか、
ね、あの前の時もね、あの…そう！
ご飯の時もね、うっふっふ！
あれ、話していい？！ うふ！
いやね、うっふっふ！
先日一緒にご飯行ったんです。
お食事。会食ね。
それでてぎやまさんったら
そのお店の店長と
事前に打ち合わせしてくれてたみたいで、
あ！店長さんじゃなくて料理長さん、
あ、それも全店の総料理長さんなのよね、
そう！そうなのよ！
だからね、四店舗あるんだけど、
あのお店が一番美味しいのよ！
そう、それでね、
その総料理長さんがね、
あ！その料理長、出身箕面ですって！
そう、だからあの、今度ご紹介しますね。
さんじろさん、箕面だったわよね？
え？あべの？あら勘違い！ごめんなさい！
あれぇ？箕面の方、どなただったかしら…
結構最近、箕面なの！あら！近いわ！
って話したんだけど…
まあそれでね、
その日に特別メニューで、
しかも！私の大好きな鴨肉をね！
あ、そんなにお高くないんですよ。
いやお高くないだなんてせぎやまさんに、
悪いわよね。それなりにするわよねぇ…。」
途中で思いついたことも
言いたくなるんです。
それを思った背景も
言いたくなるんです。
でもこれを言ったら
傷つく人いるよなって
「いや、偉そうな言い方みたいに
なっちゃいましたが、
私も毎日できている
わけじゃないんで、
毎日出来なくてもいいと思います！ は！
でも定期的にはやってるし、
毎日が理想的なんですよ！
これはホント受け売りです受け売り！は！
でも効果はあるって
ホントにおもいます！ ビシ！」
その人への配慮も
したくなるんです。
途中で何言ってるか
分からなくなってきたら、
「途中で何言ってるか
分からなくなって
きたんですけど…」
って言いたくなるんです。
でも散々話した挙句、
(あ！こんなに時間とっちゃった！
終わらせなきゃ！)
って、
急に我に返って
(あるいはもっと別の世界に行ってしまって)
オチも学びも無いまま、
話し途中の話を18個くらい残しまま、
そそくさと話を終えたりしています。
そして話し終えた後、
ー聴いてた人になんて思われたか？ー
を予測、心配、後悔することに
脳みその89%くらい
を費やしながら、
被害妄想の解釈を積み重ねて、
自己嫌悪にハマり、
私は話し下手だというレッテルを
自らに貼り、
もうあまり人前では
話さないでおこう。
と固く決意するも、
その13分後くらいには、
また性懲りも無く、
(もちろん話していいんですよ(＾∀＾))
人前で話している。
もはや、
配慮と考慮で、
純粋な想いがどれなのか、
聴いてる側は、
心の声と魂の声を聴き分けて
汲み取ることが、
もはや難解すぎる…
…いや、
心の声と魂の声
の区別すら
ほとんどの人に無いですよね。
心の声と魂の声の区別について書いたブログ
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ですから、
全部ひっくるめて
そとよのさんのお話
(話長かったの、
そとよのさんっていう方
だったんかい！)
と思って聴いているわけです。
あ…愛する母です照
そして、
聴いてる側も、
「そとよのさんって
本当に自意識過剰で、
話も長くて支離滅裂だよね。
あの話の逸れ方は、
元オリックス星野の
チェンジアップ級だね。
びよよよ〜〜んって。
いい人なのは
分かるんだけどねー。」
と、特にこっち系の人が
そとよのさんの
奥底にある崇高な想いを
汲もうともせず、
ただの語彙や、
お話の組み立てといった、
その人の本質には、
それほど深く迫る分野ではない、
もっと言えば、
人を構成する中での、
大して重要ではないファクターで、
そとよのさんを裁き、
批判評価し、
そこを周りと世間話的に
共有する。
そとよのさんの、
人として最も崇高で、
慈悲深い精神に触れられる人は
非常に少ないのです。
そとよのさんとは、
いわば、
純粋な想いがあるのに、
空回りすることを
悩んでいる
あなたです。
「ん？
あれ？なんだっけ？
そとよのさんって誰だっけ？
あれ？
わたしってどんな立場で
これ読んでたんだっけ？
あれ？あれ？」
…ってなっている人。
そとよのさんは、
あなたです。
つづく
[登場人物ご紹介]
そとよのさん
純粋な想いがあるのに、空回りする人。
そしてつい話が長くなるし、話が逸れる。
オレンジで書かれたセリフは
全てそとよのさんが言いそうな言葉
てぎやまさん
そとよのさんのお友達
ソミ
そとよのさんを否定する女。
自分は頭が良くて、
みんなのことをバカだなぁと思っている。
部下の育成ができず、結婚ができず、
それでも自分が悪いと思っていない。
紫で書かれたセリフは
ソミが言いそうな言葉
(紫はソミだったんかい！)
<追記>
そとよのさんのような人を
つい否定しがちなソミ的な人も
呼んでくださいね。
そんなにもったいない人生、
無いですよ！！
<余談>
以前、こういった少し痛いキャラを
実在する名前で
(って言ってもジェシカとか海外の名前で)
書いていたら、
お世話になっている方のお宅に
ホームステイに来た方が、
まさにそのお名前だったことがあり、
それ以来、
実在しなさそうな名前にしております。