前回のブログでご紹介した育成方程式。
1+1=0.7
この方程式は、
ある分野の講座の
講師をなさっている方から
講師育成の相談を受けた時に、
咄嗟にお伝えしたものです。
今、
自分を慕って講師になりたいと
言ってくれている人がいるのだけど、
その人は
さすがに講師には
向いていないんじゃないか?
やる気があるって口だけで
本当は本気じゃないんじゃないか?
その人が関わると、
むしろ不備があったりして、
フォローするのにさらに手間がかかって、
自分のパフォーマンスを維持するのも
大変なくらいで…。
それだと生徒様に申し訳がたたなくて…。
うーーーんと、
おそらく、
その方とご自身と2人合わせても、
1+1=2
ではなくて、
1+1=1.3
くらいで見積もっていますよね?
これだけでも
かなりの譲歩ですよね?
せめて0.3くらいやってよ!
って
思いますよね?
だから
どうしてここまでしなきゃならないの?!
もうこれ以上やってられない!
って思いますよね。
0.3にも満たないんじゃ
やる気があるって言ったって、
口だけに決まってる!
って、
そう思いますよね。
それはですね、
1+1=1.3
くらいで考えているからなんですよ。
1+1 は
1.3 じゃないんですよ。
実は
1+1 は 0.7
なんですよ。
ですから、
2人いるから、
1人の時よりは幾分か回るだなんて
思ったらいかんのですよ。
2人になって、
自分が以前の1.4倍頑張って
やっと
これまでの
1人分のパフォーマンスに
届くか届かないかです。
そして、
それがもしかしたら
1年…
場合に
よっては
3年かかり
ます。
デビュー講演を寝坊した情けない男の図
そこまでして、
育てなきゃならないなら、
自分だけでやったほうが
よっぽどマシだわ!
と思われる方は、
育成はしないほうが
得策かもしれません…。
そして実は…
独自コンテンツを持つ方の
多くの方は、
こういう気持ちになりやすい
のです。
ここでやっとタイトルと
繋がってくるのです。
これはいい悪いの話ではなく、
特性の違いなのです。
…と、
言いたいところですが、
正直、
そこまでして、
育てなきゃならないなら、
自分だけでやったほうが
よっぽどマシだわ!
と思われる方の全ての人が、
そういった特性ではないと思います。
きっと半数以上の方は、
本来そこまでしてでも、
育てにゃならんのですが、
そういう気持ちにさせないところも、
現代日本の大きな課題だと言えます。
そしてそれは、
1.そもそもここに書いてあることを
知らなかった。
2.◯の欠如(無自覚化)
3.自分の◯◯を知らないことによる過信
この3つにより、
引き起こされていると考えられます。
そしてこの3つは、
あくまで情報であり、考え方なので、
自ら望めば、
変えられるということなのです。
つづく
いよいよ次回、最終回!
…になればいいな♫
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