「世界をフィールドに自分を生きる」
そんなテーマを掲げ、
開催させていただきました
今回の美塾講師トレーニング。
予測出来る最高の内容と、
世界を生きる講師陣。
これは、
美塾講師以外の方々も
お呼びすることによる
シナジーがあると判断し、
一部の方にお声がけさせていただき、
開催させていただきました。
結果的に、
とてもとても素晴らしい場に
なりました。
JOさんこと、
上條嘉久さんは、
当時小学生だった息子たちと、
イタリアスペインを
800キロ歩く旅を通して見たことを、
僕たちにもその景色が
広がるかのように、
色鮮やか、かつ登場人物も
具体的に魅力的に
表現してくださいました。
最後のナポリのピザの表現に至っては、
会場中がよだれに包まれました。
それから5年経ち、
上の息子さんが高校生になり、
今、自分でお金を貯めて、
カンボジアに行く準備を
進めているそうです。
外薗明博さんは、
ウガンダで鶏小屋に住みながら、
グローブもバットも無い中で、
野球を教えて見えたこと、
不登校の子たちが通う、
離島の学校の教鞭に立ち、
見えたこと、
海外にいたからこそ、
日本を学び直し、
日本人が海外で何故
支持されているかを
世界的視野で調べ、
見えてきたこと、
それらを惜しみなく、
真っさらな立場で
伝えてくださいました。
志教育がいかに世界的に必要か？
世界をフィールドに
生きてきた外薗さんだからこそ
重みのある確信が清々しいほどでした。
タビリューション・ケイジさんは、
ベトナムで現地旅行会社とホテルを
経営しながら、
ニートの子をベトナムに連れ出し、
グローバル人財に育てる
プロジェクトをしている経験を
伝えてくださいました。
日本に馴染めない子は、
世界に馴染むかもしれないと。
フランスではすきっ歯の矯正が
あるほど、すきっ歯が人気。
中東では貧乳手術があるほど、
貧乳が人気。
なんとかスタンでは、
眉毛が繋がっている子が美しい。
美しさって一様じゃないよ
っていうお話。
それは価値観や人間性も一緒。
7年引きこもっていたニート君が、
自信を持てるように、
ベトナムでケイジさんが
関わるプロセスは、
並大抵な愛では出来ないって
思いました。
7年物のニート君は現在、
日本でバイトの面接を受けて、
2週間で3社落ちた後、
めでたく受かったそうです。
7年引きこもっていた子が、
バイトの面接を受けて、
落ちても受け続けて、
受かったんですよ！
感動無しには聴けませんでした。
そんな3人の講師さんのお話を
時に笑い、時に涙しながら、
全員全霊で聴く参加者の
120%本気の姿勢。
グループディスカッションで
涙を流しながら
自分を進化させた人、
ワクワクを超えて
ソワソワし始める人、
イタリアに行く決意をした
イタリアンのシェフ、
家族と海外の葛藤に
揺れる講師、
愛国心に確信を持てた日本人、
それぞれがそれぞれの
世界を、
グローバルを掴みました。
今でもこだましています。
「世界は日本に期待している。
それなのに今の日本人
何やってるんですか？！
引きこもってるじゃないですか？！」
タビリューションケイジの言葉が、
今もこだましています。
日本は高齢化で、
市場が飽和しているから、
世界に出る。
高度経済成長している
アジアの市場を取りに行く。
そんな利己的、侵略的な気持ちで
世界に進出するのでは、
戦争とそんなに変わらんよ。
そうではなく、
和の精神で、
日本にある素晴らしさを、
世界にも伝えたい。
そして、
世界にある素晴らしさを、
日本も学ばせていただきたい。
困っている人がいたら助けたい。
世界をもっと良くする。
地球をもっと良くする。
全ての人のさらなる笑顔のために、
事業なり活動をしたい。
そんな視野で、
目の前の事業なり活動に取り組む。
自分と地域と世界
にとっていいことを
常に選ぼうとする。
そんな感覚が、
僕の中に、さらに生まれました。
地球の資源として生きるのか？
地球の負担として生きるのか？
問われる1日となりました。
