「人のために美しく生きる」を振り返って思うこと。 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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思えば、
「人のために美しく生きる。」
というテーマで


2014年を生きてまいりました。



正直、2014年は美塾を始めて以来、最も気の抜けた1年だと思っていました。

家族といる時間も取れて、
楽をさせてもらった。

なんか充実感がそんなに無い。
もっと色々できたんじゃないか?


なんて思ってたんです。


でも今さっき、
やっと気付いたんです。



あ、僕、今までより少しは人のために生きられたのかも…。



人のために生きたら、
充実感ってそんなに無いかもですね。



人のために生きたら、
あんまり手元に何も残らないかもですね。



…あれ、これで良かったのかな?


なんかスッキリしたんです。



そんな心境を、
息子のお誕生日のときに書かせていただいた言葉が物語っているように思います。転載いたしますね。


~転載ここから~


昨日、息子の譲次が1歳になりました。


僕が作った彼の1年を振り返る映像を夫婦で観て、作っているときは全然泣かなかったのに、ポロポロと涙が溢れました。

隣の妻も泣いていました。


妻はよく頑張ってくれました。
離乳食も欠かさず作っていました。絵本も何度も読み聞かせて、オリジナルソングも作り、ママ友も30人くらいいて、定期的にたくさんの子どもたちと触れ合い、出張が多い僕に愚痴るどころか、毎日お父さんの待ち受けを見せて「お父さんは今日もたくさんの人を幸せにしてるんだよー。お父さんは世界のヒーローなんだよー。」って言ってくれています。

そのおかげで、
笑顔の多い、喜びを表現できる人見知りをしない好奇心旺盛な、少年の入り口に立つことができました。

最後に、
自分で言うのもなんですが、
僕も精一杯やりました。

実は映像を作るのも、前日明け方まで作業するも終わらず、結局未完成の状態で観ることになり、せっかくの1歳なのに譲次と妻に可哀想なことをしたと自分の計画性の無さを嘆きました。(計画性のある妻は、相当可愛い飾り付けを前夜に完了させて当日もこれまた可愛いごちそうを作ってくれました笑)


でも、この1年間、どこかにヒマな時間があったかと言ったらどこにも無かったです。

出来る限り、家族、美塾講師、生徒様、仲間、恩師、後輩、関わる全ての人に対して、

自分は自分を精一杯、生きました。
今年僕はあれ以上、出来ませんでした。


だから自分で自分を褒めてやりたいです。

裕士、この1年よう頑張ったね。


最後に、譲次が生まれて2日目に妻と作った彼のテーマソングで終わります。

今見てみると、もしかしたら、自分たちに向けた応援歌だったのかもしれません。

この歌が、今まさに子育てをしている誰かの、大変さを乗り切るパワーになれたら幸いと思い、お届けをいたします。


譲次♫おはようさん♫
今日も始まりました♫

譲次♫こんにちは♫
今日も精一杯かい♫

譲次♫こんばんは♫
今日もやり切ったかい♫

譲次♫おやすみなさい♫
今日も幸せいっぱい♫

譲次♫今日も明日も
いつまでも大好きだよー♫
いつまでも大好きだよー♫
いつまでも大好きだよー♫

~転載ここまで~


僕は11月9日にこれを書きながら、

三宮から新神戸に向かう地下鉄のホームで1人ポロポロと涙を流していました。

「僕は僕で良かった。」


心底、思えたんです。


そしてその時気付いたんです。


自分の持てる力を出し切って、
自分以外の誰かのさらなる幸せのために精一杯生きる姿は、


上質な生地で作られた
セリーヌのコートより、

首元を彩る
エルメスのスカーフより、

均一に塗られた
クレドポーの
クリームファンデーションより、

HUBLOTの
ゴツい腕時計より、

トムフォードの
スーツより、

鍛え抜かれた
シックスパックより、


その人を美しくする。

のではないかってことに。


(もちろん!ここに挙げた全てのものも素晴らしいんですよ。)



人の美しさとは姿形のことだけを指すものではないんだ。


僕が画家や彫刻家だったら、
この感覚には一生出逢えなかったと思います。

嬉しいなぁ。
幸せだなぁ。


メイクアップアーティスト

を選んで良かった。



それも、ファッションショーや雑誌や広告や映画やドラマに出てくる女優さんやモデルさんのメイクをするメイクアップアーティストにならなくて、

一般の人の日常のメイクの専門家になっていなければ、これまたこの感覚には一生出逢えなかったことでしょう。ありがたいです。


ありがたいって喜んでる場合じゃありません。


この感覚を人々や社会に発信することがアーティストの役目です。


「人のために美しく生きる。」


を掲げたことで、


「人のために生きる人は、すでに美しい。」


ということも、
僕に教えてくれました。




さぁ、もう2015年はもう始まっております。


どんな1年にしよう?
どんな1年になるだろう?
あなたと何回逢えるだろう?




お楽しみは、これからです♫