23歳の僕は、
とってもとっても苦しい
行き場の無い虚無感に襲われていました。
「ニセモノだらけだ・・・。」
当時の僕の眼には、
全てがニセモノに見えたのです。
でもそこから自分の天命に目覚めました。
全てがニセモノに見えるってことは、
「これが本物じゃねーのか？！」
っていう理想の姿が
僕の思考の中に存在している・・・。
目の前の人を今よりさらに美しく・・・
ただそのことだけを考えるお仕事をしよう。
そして表面的な美しさではなく、
本質的な、芯から美しい女性になるには
どうしたらいいのだろうか？
10年間、今もそのことを考え続けています。
答えには辿りついていないけど、
大きな手ごたえは、すでにこの手の中に感じています。
それは美塾を受講してくださった生徒様の輝きです☆
僕はこんなにも女性がその人らしく輝くことが
気持ちの安定をもたらし、人々を幸せに導き、周りまで優しくすることを
想像していませんでした。
そして、なぜか自分らしさに気付いた女性たちは、
頼んでもいないのに、
率先して周りのお役に立とうと動き出すのです。
これも思いがけない副産物でした。
何も隠さない
何も変えない
左右対称にもしない
最小限の化粧品で最大限にキレイになるから
化粧品の消費額は半分になります。
しかも自分の魅力を活かすメイクだから
やればやるほど自分の素顔まで好きになります。
自分の素顔が好きになれたら、
自然と、両親に対しても愛情も変わってきます。
ねぇ、想像してみてほしいんだ。
全員が自分らしく輝いている社会を。
渋谷のスクランブル交差点。
向かいの100人くらいの人たちがうわーっと
こちらに飛び込んでくる
みんな笑顔。みんな輝いている。
そしてこちら側の100人もみんな笑顔。
すれ違うときに、名残惜しさが伴う。
この人たちとも同じ道を歩みたいなーって思う。
それでも、自分の道の先へと歩き続ける。
この道の先にも、同じくらいの笑顔と輝きが待っているから・・・。
全ての人がその人らしく輝いた社会を一目見たい。
その時、僕はよぼよぼのおじいちゃんになっていて、
僕のことなんか誰も知らなくて、
そのキラキラした交差点を
ロクシタンカフェから眺めながら、
しっとりと涙を流せればそれでいい。
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