君が君らしく輝くなら僕は僕らしさなんて… | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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君が君らしく輝くなら僕は僕らしさなんて投げ捨てちまえ

          内田裕士





元々華やかな世界が大好きだった僕。


映画やコレクションなんかで
クリエイティブな仕事をして、


モデルや女優さんや芸能関係の人たちと
夜ごとパーティーに明け暮れて、


やけに大きくて幅のある窓ガラスに広がる夜景を
眺めながら

ノイリーの赤をロックでちびちびしながら、


「俺ってイケてるぜ…。」


なんていう人生を生きるんだろうなぁ~
って思っていました。


その足掛かりに、ボビイブラウンに入りました。

動機は超ヨコシマ。

下積みをせずにたくさんメイクを経験できるから。



おかげさまで毎日20人くらいの方々に、
メイクをさせていただきました。



そこでビックル一気飲みしちゃったわけです。
(ビックリたまげちゃった)


あれ?女性ってこんなにメイク苦手なの?

あれ?女性ってこんなに自分の外見キライなの?


あれ?女性ってこんなに自分の外見キライでメイクも苦手なのに、
今日も当たり前のように生きているの???



あれ?なにこの、超誰も幸せになれそうも無い
イビツなフツウ・・・?


最初は、

「ま、別に女の子のことだから知ーらない。」

「だって、なんか根本的な改革しなきゃだし、そんなに壮大すぎて、
 難しそうだし・・。」

「そもそも、何かを唱えて、断られたり、否定されるのなんて
 死ぬよりキライだし。」


知らんぷりしていました。


「だってそれが世間ってものでしょ?それが社会なんでしょ?」


「個人の疑問なげかけたってしょうがないじゃん。」



って思っていました。



終いには、



「クソくだらねぇ現代だぜ。」

「みんなニセモノだ! ニセモノに群がるみんなもニセモノだ!!」

「へぇーーんだ! ぺっぺっ!!」


と、時代のせいにしていました。




でもあきらめきれなくて、もがき苦しんで、

溺れながら目も開けられない濁流で、


バシャバシャバシャバシャっ!!!!!!!!!


とあがきつづけた手が掴んだもの。



その手には、

「天命」という言葉と、

それを唱える出口光さんがいました。



光さんは言いました。


「何がやりたいか、じゃなくて何をやるべきかだ。」



くっそーーーっ!!

って思いました。



僕はビビっていたんです。


自分が思いついた「これ」を発信することで

誰かから否定されることに

ビクビクビクビク、死ぬことより恐がっていたんです。



「どうせ誰も分かってくれやしない。」

って思っていたんです。


いや、分かってくれる人とだけ話したいなぁ~、みたいな感じです。
相当な弱腰人間です。


でも、


「お気持ちよーく分かりました。
 では、あなたのやるべきことはなんですか?」




とエンマ様に問われたら、



「はい。『これ』です・・・。」



と、怖々パンツの右ポケットから
ごそごそ差し出すものがあったのです。


それはとっても小さくて、もろくて、不安定で、

でも重くて、光を放っていて、命より大事なものでした。



「これ」を無くしちゃうなんて、

死ぬこと3回分よりイヤだ。



じゃあ「これ」を発信しよう。



「これ」を伝えるためなら、なんだってしよう。

やりたくないこともしよう。

ポケットにしまっている場合じゃないや。




と、大切に握りしめていた手のひらを
恐る恐る広げ、

ふわぁ~っと、


パタパタパタって、


ふらふらふらって、


ポテッて、(あ!1回落ちた!)


また、パタパタパタって、



弱弱しく、


それは飛び立っていったのです。




そう、それが美塾なのです。






君が君らしく輝くなら僕は僕らしさなんて投げ捨てちまえ

          内田裕士



これは5年前に詠んだ天命短歌です。



自分らしさを投げ出してでも、
あなたにはあなたらしさを掴んで欲しい。


ただその一心で、飽きもせず10年生きてきました。