僕の尊敬する人の1人。
赤塚不二夫先生。
彼は対談で辞世の句の話になったときに
こう言いました。
「出来た!
○○○○○(その時の季語)
これでいいのだ
さようなら
」
僕はこの記事を見て初めて
バカボンのパパのキメ台詞
「これでいいのだ!」
に深い深いメッセージがあるのだと、
気づかされました。
漫画というカルチャーを通じて、
子供たちがのんきに読んで笑いながら、
その境地に触れて生きてこられた。
赤塚不二夫先生は、
漫画を手段とした哲学者
なのではないか。
晩年、
テレビで笑顔の無い
失明した子供たちに衝撃を受け、
点字の漫画絵本
「赤塚不二夫のさわる絵本”よーいどん!”」
を執筆し、少しでも安く提供しようと
印税は断ったそうです。
再婚の会見には
前妻が立ち会う、
そんな、
多くの人に愛された赤塚不二夫先生。
松屋銀座にて
赤塚不二夫展開催中です。