先日あるご縁で
「らくだ銀座」
という映画を観ました。
その映画の音楽の人がお友達だったので
上映していた頃から知ってる映画だったのですが、
結局観たのは最近。このタイミングで訪れたわけでした。
主人公は「内田青果店」の息子。
あだ名は「うっちー」。
(この段階で場内ウケるw。)
知ってる人たちばかりで観る映画ってそうないし、
つまり映画観ていて身内ネタで場内ざわつくのもあまりないよね。
陸上で金メダルを目指したが、夢やぶれ
親の店を継ぐ決心をしたうっちーと
自分探しの旅にでて、おそらく商店街の会長でもある親父と同じ
マジックの世界を目指したであろうその友人(名前なんだっけ?)
その2人の再会
果たせなかった2人
落ち込んでいく商店街
その商店街の歴史
映画の中のうっちーはとても素直で
それを観ていると
実際のうっちー(私です)がなんて素直じゃないんだろう、と
ちょっとめげました。
そして吉田日出子演じる しーちゃん は結局唯一、
映画内で夢を叶えたのだが
それもまたステキだった。
しーはちゃんは商店街会長とともに
旅芸人みたいなことをしていた「~~団」の踊り子さんで
今は碁会所の管理人?
節目節目にしーちゃんとうっちーは写真館に行き
記念写真を撮るのだが
なんかいい。
人間ってカテゴライズされた関係ではなく
その2人にしかない関係の集合だと改めて思った。
恋人 親友 知人 恩人 親戚 同級生
家族 親 子 孫 先祖 ・・・・
ホントはその人との間にしかないものがある。
しーちゃんとうっちーは友達でもなければ、もちろん恋人でもない。
(事実しーちゃんは「~~団の団長」である恋人と
南の島へ行ってしまう。)
人との関係は区分けできなくなったとき
何かを超えた関係になるのかもしれない。
もっともっと人が好きになった映画でした♪