こんばんは、
気品あるフェミニンな大人の女性のための
スワロフスキーのビジュー、
『Kiraméki』です。
さてさてフランスの学校は、
今週から新しい学年が始まりましたよ。
初めての年の今頃、私たち家族は文房具店で困り果てた事を思い出しました。。。
スーパーの文具売場には、この時期ズラッと必要な品が勢揃いしてるのですが、どれを買って良いのかわからず、何度も近くにいる親子に、これはどれの事??と尋ねました。。。
何故かというと、買物リストに記された物が何で、でどうして必要なのかが分からなかったから!
例えば、フランスの小学生は鉛筆を使わない。
小さなホワイトボードとペンを持って行きます。
ノートは大学ノートみたいな物は売って無くて、A4サイズで96ページもあるので、重い!
現在は背中のリュックが、子供には重すぎる問題が深刻で、学校側は半分のページのノートを推奨しています。
小学生までは、(自分の棚などが無いので、毎日教科書などを持って帰るため)、ゴロつきで引っ張れるカバンを持って、大きくなるとリュックで登校します。
そしてgrand carreaux ,(アルファベットを書くのに適してる物)と、petit carreaux (極小の正方形マス)のノート・・・(数学に使用している模様。)や、
バインダー、指定の画用紙や、フエルトペン、etc。。。
当時の私には複雑過ぎた!
中学生になると、万年筆を使い始めます。
こちらはインクの青が消えるペンと併用します。
何度も書き直し、机が消しゴムのカスだらけ、という事はありませんし、手が黒く汚れる事もない。
きっと書く人には、ある程度の大胆さが求められると思います。
消せるとは言え、自分のノートにいきなり万年筆で記入するのですから。。。
パイロット製の消せる魔法のペン、"フィリクションボール"は少し日本より高価ですが、何処でも売っていて、使う子供たちも多いです。
基本ノートは青ペンで書きます。
赤は大事な事を記入するために、
緑は訂正用。
消しゴムは、あまり使わないアイテムです。
キャラクター消しゴムが多く出回る日本を思うと、
消しゴムを使わない学校生活って、ちょっと不思議な感じです。
「間違えても良いんだよ」と言われているようです。
たとえ失敗しても、次に、次の次に、上手く行けば良いのです!
子供たちを見ていると、間違い=「恥ずかしいこと」ではないのがよくわかります。
そして何年か使い込まれた教科書に透明カバーをかけて、大事に一年間使います。
環境にも配慮していますね。
こんな感じで学用品が揃ったら、気持ちも新たにスタートです!