こんばんは、

気品ある大人の女性のための、
スワロフスキーのビジュー『Kiraméki』です。

今日は寒いけれど、良く晴れた青空が気持ちの良い一日でした。


冬のバカンス中に楽しみにしていた、
日本映画を観にオペラへ行って来ました。

永瀬正敏さん主演の“Les délices de Tokyo"、
邦題は『あん』です。


高校時代から、神戸でフランス映画を好んで観ていましたが、

フランスに住むようになって、日本映画をフランス語字幕で観るようになり、
別の角度から見る日本を感慨深く、興味深く感じるようになりました。

フランス人も、同じようにどら焼きを美味しそう
と思うのだろうか?とか、

自動販売機でお酒が買えるなんて、日本って凄い!やら、

なによりフランス語を、このタイミングで
こんな風に使うのか、などなど、

同時に仏語学習も出来て楽しめるし、

時には、翻訳者の苦労を垣間見たり。。。

何故なら、日本語に有ってフランス語にない表現があるから。

例えば、『ただいま~』と言う時に、
Je suis rentré. やC'est moi.だったり。

日本人がよく使う『どうぞよろしく』なんて、
どう訳したら良いのやら。。。?
状況によって違うのでしょう。


そしてこの映画の幾つかのシーンで、満開の桜が美しくて、
葉桜になっても、大いにノスタルジーを感じさせてくれました。

桜って、日本人の魂を揺さぶる力を持っていますね。

あゝ桜の季節に日本に帰りたい~!


最後に樹木希林さんの言葉が印象的でした。

観ていない方のために、書きませんが、

生きるって、それだけで素晴らしい。
そう、少し肩の荷が降りたような気持ちになりました。

その後帰宅して、どうしても食べたくて自分で作った"どら焼き"、

どう見ても“残念なホットケーキ”!

懐かしい日本の食べ物が、すぐに手に入らない~
この生活、それが一番辛い事かもしれません。(涙)