2つの商品で迷った時に有効な質問 | サービスを感動で終わらせない接客法

サービスを感動で終わらせない接客法

サービスでお店の売上はします。どのようなサービスを、どんな手順で実践していくのか?アルバイトでもできる接客法をお伝えします。

こんばんは!
鈴木比砂江です。

今日、タクシーから降りる際、
細かいお金がないことに気付きました。

「あのー、すいません。
 細かくしてくるのを忘れてしまったんですが・・・」と
言うと、

運転手さんは
「いいですよー♪
 お釣りを用意するのも仕事ですから^^」とさわやかな回答。

おかげでとても気持ちよく仕事に向かえました♪


今日は、2つの商品で迷った際に有効な質問について。

2つの商品には絞られた。
でも、「どちらがお好きですか?」と聞いても、
あいまいな回答だし、仕草や表情から探っても
どちらが気になっているのかわからない。。。

こんな時はありませんか?

あなただったら、どのように対応されるでしょうか?

どちらかに賭けてオススメする!というのも一つでしょう。
一緒に悩み続けるというのも、よくあるパターンですよね。

今日は、そんな時に
お買い上げに向かって前進させる
質問をお伝えします。

2つ、もしくは3つくらいまでに絞った後に
迷っている場合に、お客様の気持ちを探りたい時は、

______________________________________________


「お好みに近いのはどちらですか?」
「どっちかというと、どちらに気持ちが揺れていますか?」
______________________________________________


という質問をすることです。

日本語らしいあいまいな表現ですよね。
でも、「どちらが好きですか?」と聞くと、
お客様は はっきりとした答えを求められている、と
決断を迫られているような感じがして
「どっちかとは決められない。。。」とおっしゃる方が多いんです。

しかし、上記のように
「お好みに近いのはどちらですか?」
「どっちかというと、どちらに気持ちが揺れていますか?」
という質問であれば、

『どちらかに決めていなくてもいいんだな。
 6対4のくらいの割合だったら・・・』と、
気持ちを楽に答えることができるようになります。

ほんの少しの違いです。
でも、その“ちょっと”の工夫が、
お客様が答えやすい質問へとつながります。

すぐに使える質問なので、
ぜひ、使ってみて、お客様がスムーズに気持ちを教えてくれる
感覚を感じてみてください。