安ければ売れるというわけではない | サービスを感動で終わらせない接客法

サービスを感動で終わらせない接客法

サービスでお店の売上はします。どのようなサービスを、どんな手順で実践していくのか?アルバイトでもできる接客法をお伝えします。

こんにちは!
鈴木比砂江です。

近所の公園の桜が満開できれいです♪
子どもと保育園に向かう際に、
いつも「お花きれいだね~」が、ここ数日の
私たちの定番の会話となっています^^


今日は、価格と売上の関係について。

うちの近所には、5分以内に行けるクリーニング店が
3店舗あります。

少し前までは、その中でも最寄りの
クリーニング店に行っていたんですが、
先日、どうしても出したい日とそのクリーニング店の
定休日が重なってしまいました。

そこで、私は違うクリーニング店へ。
そこは1点あたり、いつものクリーニング店に比べると
50円くらい高いんですよね。

クリーニングで、1点50円の差は
女性には大きいです。

でも、お店を出た時には
今後はそのお店に行くことを決めました。

なぜなら、そのクリーニング店は
ちょっとした一言にあたたかさを感じたからです。

具体的には、
並んでいて私の順番になった時に
「大変お待たせいたしました。お時間は大丈夫ですか?」と
時間を気にかけてくれたり、

帰り際は、
「ここら辺、意外と車通り多いので
 お気を付けてお帰りください」と言ってくれたり。

ほんのちょっとした声かけなんですが、
他では感じられないあたたかさを感じたのです。

それからは、そこに通っています。

今も変わらず、
「鈴木様、天気悪いのにわざわざありがとうございます」
「鈴木様、本当いつも来てくださって、うれしいです」など
色々な声をかけてくれます。

このクリーニング店は他店よりも
高いのに混んでいます。

それは、他店と比べて「心地よくクリーニングを出せる」という
理由があるからです。

安ければ売れる、高いから売れない、
と思っている方が多いですが、
そうではなく、

『価格以外でお客様に選んでもらえる理由があるか』
それが、お客様に足を運んで続けてもらえるかどうかを
決める要素となるのです。

他店のお客様が、
ふとあなたのお店にいらっしゃる機会もあります。

その時に、次からはあなたのお店に行こうと思ってもらえるような
対応はできていますか?

一度のチャンスを逃さないためにも、
『選んでもらえる理由』をつくりましょう。