こんにちは。大野梨咲(リサ)です。


美女のたたずまいブログへようこそ。


今日は久しぶりに歴史の中の美女を取り上げるわ。それも悪女よ(笑)


私は今に生きる美女も大好きですけれど、歴史を彩った美女たちも大好きなんですよ。





この女性の肖像画を見て、彼女が誰だかわかる人は相当の通の方。


彼女の名前はエルゼベート・バートリ。16世紀のハンガリーの伯爵夫人なの。


血の伯爵夫人と呼ばれているわ。


彼女は歴史の中にその名をとどめるきわめて凶悪な犯罪者なの。



もうずいぶん前に私はこの本で彼女を知ることになったのだけど・・


世界悪女物語 (河出文庫 121B)/河出書房新社

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彼女が自分の美貌を保つために、600人以上の若い女性たちを手にかけて、その血液を浴びて、若返ろうとしたと書いてあるのよ。


ショッキングでしょう?(笑)


まだ、学生だった私はものすごくショックを受けた記憶があるわ。


そしてエルゼベートは私だけではなくて、いろいろな小説や漫画にもインスピレーションを与えているの。


池田理代子さんの「ベルサイユのばら」にも少し出ているし、美内すずえさんの「魔女メディア」という漫画にも出ているわ。

魔女メディア (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)/白泉社
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ベルサイユのばら外伝―完全版 (1) (中公文庫―コミック版)/中央公論新社
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それくらい、悪と美の香りがぷんぷんとにおう人なの。


美しくて残虐で悪徳の伯爵夫人・・



血の伯爵夫人 エリザベート・バートリ (PHP文庫)/PHP研究所

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初めて彼女を知ったとき、彼女の美貌を保つための執念にみてはいけない恐ろしいものをみた気持ちになったものよ。


ある意味彼女にずっと惹かれていたのだと思うけれど、大人になってからはね・・・


「実はこの人、綺麗になんてなりたくなかったんじゃない?」って思うようになったの(笑)


血の伯爵夫人―エリザベート・バートリ (桐生操文庫)/新書館
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なぜなら、血液を浴びて若返ったり美肌になるはずなんてないのに、それをずっと続けるなんて明らかに目的と行為が一致してないの(笑)


私たちだって効果のない美容液はすぐにチェンジでしょう?


なのに彼女は延々と同じことばかりしているの。


その姿勢は真剣に美を追求する熱意とは思えないの(笑)


そう考えると彼女って精神疾患からくるシリアルキラーだと私は思うようになったの。


(※ 遺産を分散させないための近親結婚のため、家系的に精神疾患がみられるの。)


エルゼベートのことをご存知の方、そう思いません?(笑)


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「あの頃より断然きれいじゃない?」と同窓会でささやかれる女(ひと)の秘密/PHP研究所

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そしてこちらが先日、3刷目が決まって新宿のブックファーストさんで総合1位になった私の本。


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「年齢とともに綺麗を増やしていく方法」 


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