こんばんは。大野梨咲です。
美女のたたずまいブログへようこそ。
今夜は私の大好きなマリリンモンローの出世作「ナイアガラ」からその美貌を堪能したいと思います。
1953年の作品。マリリンは1926年生まれですから27歳の時の映画です。
この頃は女性が一番綺麗だった時代。今のテレビに出ている小粒のタレントさんを見て美を学ぶよりはこういうクラシックな美女から学ぶもののほうが多いと思うのでお勧めするわ。
ローズ・ルーミス‥‥‥マリリン・モンロー
ジョージ・ルーミス‥‥‥ジョセフ・コットン
ポリイ・カットラー‥‥‥ジーン・ピータース
レイ・カットラー‥‥‥ケイシー・アダムス
テッド・パトリック‥‥‥リチャード・アラン
マリリンと言えば、可愛い、でも頭の弱い役というのが定番だったのですが、この作品は夫を愛人と共謀して殺してしまう役。いわゆる悪女役なんです。
これはカナダのナイアガラのコテージに夫と二人で来て、そこで夫を狂人に見せようとしているシーン。
マリリンが大好きな曲をリクエストするのですが、夫はそのレコードを割ってしまうの。それを周りの人に見せて夫がおかしいと思わせようとしているのね。
でもそんなストーリーはどうでもよく、この薔薇色のワンピースを着たマリリンのセクシーなこと。
イヤリングはゴールドの輪っかのもの。デザインはごく普通かな。
デコルテのあいたワンピースにブロンドだけでこんなに華やかになるなんて!
淡い水色のスーツ。カチッとしたスタイルなのに、カーヴィなボディのおかげで漂う女っぽさ・・・ため息だわ・・
私はモニカベルッチとかマリリンモンローとかこういう女っぽいボディラインにすごく憧れがあるの。
何でもない白いブラウスとタイトスカート。なのに本当に眼が釘付けになるの。
白いガウン姿のマリリン。アメリカからカナダへ旅行に来ている設定なのでこんなもの持ってくるかな?と思わずにはいられませんが、初めて見たときはすごく憧れたわ。こんなガウンを着たいって。
昔の映画なので、リアリティはあまり追求していないから、シャワー後にもメイクはばっちり(笑)
だけど、マリリンの肌のハリってすごいわ。肌もつやつやしているの。
この赤のジャケットと黒のタイトスカートのマリリンは本当にゴージャスなのよ。
でも、セクシーなのだけど慎みぶかい美女なのよ。間違いなく殺人の共謀者なんだけど、あばずれって感じじゃないの。ここが学ぶポイントだと思うわ。
モンローウォークという言葉はこのナイアガラで披露したウォーキングシーンから出来たのよ。
片方だけ4分の1インチヒールを低くしたハイヒールで歩くと体が不安定になって揺れるでしょう?それをマリリンのボディで歩くとゴージャスなヒップが揺れて本当にセクシーなの。
これは夫が亡くなったと聞いて(愛人に殺させたのだから既に知っているんだけれど)、遺体を確認するシーン。
旅行中になぜ喪服らしき黒のドレスを持っているの?という突っ込みはなし。
夫を殺しておいてこんなに美しく着飾って遺体安置所に行ったら疑われるでしょう?という突っ込みもしたらだめ(笑)
これは夫の遺体を確認するつもりが、何と遺体は愛人だった!(夫が愛人に逆襲)ショックをうけ気を失ってしまった彼女がベッドで意識を取り戻したシーン。
顔の輪郭の美しさが美女には必要と思っているのだけど、マリリンの輪郭ってすごく綺麗。顎のあたりが細い海外ではハート形と言われる輪郭なの。
自分も夫に殺されると思い、逃げようとするマリリン。
逃げるシーンなのに小さなスーツケースとこれまた足首をリボンで留めるタイプのハイヒール。
逃げる気・・ある?って聞きたくなるけどそれも言っちゃだめ(笑)
ご存知の方は少ないと思うけど、この映画は本当はジーンピータースが主役の映画だったの。それを急遽マリリンモンローを主役にしてヒットした映画なのね。
だからジーンピータースも可愛いのだけど、今見ると明らかにマリリンの身のこなしというのかな、体の動かし方が普通じゃなくて彼女が最初から主役だったんだと思えるのよ。
まろやかで女らしくてふんわりしているの。日本であの身のこなしを真似してしまうと悪目立ちしてしまう危険もあるけど、私はああいう身のこなしができたらなっていつも思っているわ。
もし興味があれば是非見てみて。¥1000もせずに名作DVDのコーナーにあるはずだから。セクシーでいながらつつましやかな美女としてありたいなら必ず学ぶものがありますよ。
明日も記事を書かせていただくつもり。また明日もおいでくださいね。