ファイルサーバ構築(Samba) | 美女Linux☆目指せ!!頼られるインフラ系Linuxエンジニアへの道しるべ☆Produced by 美女Linux

ファイルサーバ構築(Samba)

こんばんは星空


海外旅行から帰ってきて一息ついたので、ブログアップいたしますニコニコ

FTPサーバの構築をしようかと思ったのですが、

ファイルサーバの構築を勉強しようと思い設定致しましたDASH!


Sambaを導入し、これから作成するユーザのホームディレクトリへ

Windowsクライアントからアクセス出来るようにします。
また、どのユーザでアクセスできる共有フォルダも作成たいと思います。


■Sambaインストール

①インストール

# yum -y install samba にて実行します。


結果、以下の画面のようになれば、問題ございません。


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②次に、Sambaを起動して、Samba自動起動設定を致します。


# /etc/rc.d/init.d/smb start


# chkconfig smb on


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③自動起動設定がされているか確認します。

# chkconfig --list | grep smb.conf



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■Samba設定


①事前準備

Sambaを起動したらWindowsの「マイネットワーク」を開いてみる。
以下の画面のようにサーバーのアイコンが表示される。

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クリックしてみると、ユーザ名とパスワードが問われる。


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もし、上記「マイネットワーク」上に、表示されないようであれば、

以下の設定を修正することによって、表示されます。


# vi /etc/samba/smb.conf


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workgroupの値が「MYGROUP」になっている可能性があるため、

以下「WORKGROUP」に変更する。


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変更後、サービスを再起動する。


# /etc/rc.d/init.d/smb restart


②Sambaサーバー用ユーザ作成

Linuxへのユーザ新規登録(例:sambatest)

# useradd sambatest


パスワード設定

# passwd sambatest


Linuxに登録済のユーザをSambaサーバー用ユーザとして

新規登録します。(パスワードは、上記と同じにします。)


# pdbedit -a sambatest


以下のような画面になります。


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③ホームディレクトリ作成

新規ユーザ作成時にsamba用ディレクトリ作成します。

# mkdir /etc/skel/samba


既存ユーザsamba用ディレクトリ作成スクリプト作成します。

# vi mkhomedir.sh
以下のスクリプトを記載します。


-----

#!/bin/bash

for user in `ls /home`
do
id $user > /dev/null 2>&1
[ $? -eq 0 ] && \
[ ! -d /home/$user/samba ] && \
mkdir /home/$user/samba && \
chown $user:$user /home/$user/samba && \
echo "/home/$user/samba create"
done

-----


samba用ディレクトリ作成スクリプト実行します。

# sh mkhomedir.sh


samba用ディレクトリ作成スクリプト削除します。

# rm -f mkhomedir.sh



④共有ディレクトリ作成


どのユーザでもアクセスできるように共有ディレクトリを作成します。

# mkdir /home/samba


共有ディレクトリ所有者変更

# chown nobody:nobody /home/samba


⑤Samba設定


Samba設定ファイルを編集します。

# vi /etc/samba/smb.conf


以下、Windows/Linux側における日本語文字コードを追加します。
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内部からのみアクセスできるよう該当のIPを追加する


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修正が終わったら保存して、Sambaを再起動する。



■Samba確認

Samba設定の①事前準備にて表示された、サーバにアクセスして、

pdbeditコマンドで作成したユーザ名、パスワードを入力します。

以下のような画面が表示されます。


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sambatestフォルダにアクセス出来るようになります。


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ファイルサーバとしてアクセス出来たことが確認されましたニコニコ


※スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」を開き、

「\\サーバー名」と入力してアクセスすることも出来ます。


本日は、ここまでとしま~すグッド!


また、アップいたしますので、お待ちくださいかに座