ふつかめは早朝の勤行に参加させていただき、
続いて普賢院さんでは、
有り難く仏舎利を拝むことができ、
その上に仏足跡を踏みしめながら
マニ車を回すこともできます宝石緑
他ではなかなかできません。

ここまでさせていただいたら
さすがの凡婦でも
知らず知らずに頭にへちゃばりついたであろう
チリやホコリも洗われ身も引き締まり、
それまでの不甲斐ない生活をリセット、
スタート地点に立った新鮮な心持ちを覚えました黄色い花

ちなみにこの間お坊様がつきっきり。
丁寧に説明してくださいながら案内されますので
全く初めての方でもご心配不要です。
特別に難しい作法もありません(´∀`)


それから奥の院に参りまして
今なお生きて衆生の為に祈願続けてくださっていると
言われる弘法大師にご挨拶。


本年は四国八十八ヵ所開創1200年記念ということで
巡拝者も増えているためか、
御礼参りに奥の院を訪れる人も多いのに加え、
弘法大師のお誕生日を祝う青葉祭りを翌日に控え、
いつもよりにぎわっていたように思います黄色い花



さて午後からは前日に引き続き高野山大学へ。

いよいよ松永有慶猊下の講座です。
松永有慶猊下は高野山真言宗管長、
総本山金剛峯寺座主であられ
「全日本仏教会会長」でいらっしゃいます。
ものすご~く簡単に言うと
めちゃめちゃ偉~い高僧!ということですが…


そのお人柄やお話しぶり、
講座の内容はとっても穏やかでわかりやすい。
猊下は終始笑いながらお話しになり、
拝聴する方もずっと笑いながらで、
あっという間に時間が経ったのでありました。


ほんと、いつも思うのですが、
真実に凄い方というのは穏やかで優しい。
その存在に緊張や畏怖を
感じることはないものですね。


お話しは
「他の方がせんぞされるだろし、
私は空海さんの話しはしませんなぁ~」から始まり、
“高野山参詣の功徳”の意味を、
現代にあわせたテーマで語られました。

お話しの中、
「生きていたら、いろいろややこしいこと、
ごちゃごちゃしたことばかりだろうけど、
削ぎ落とすのは難しい。
カオスの中にコスモスを持つ。
ごちゃごちゃした中にすっきりしたものを
持ってくるのが大事ですよ。
ほら、曼荼羅もごちゃごちゃでしょ?わはは~っ」

「自己中心のエゴ、欲はしょせんしれたもの。
そんな小欲にとまどうことなく、
とりのぞくではなく本質を変え、
大欲に育てればよろしいよ。」
現代人の憂いや迷いを見事にバッサリ、
大変印象に残りました。


「自然と自分が溶け合い和める、癒しの場。
どんな方でもいらっしゃい!いらっしゃ~い!
というのが高野山ね~わはは~っ」

なんとも穏やかで寛容。

はぁ~、以前から不思議だったこと…
高野山奥の院に法然や親鸞、
宗派を越えた大宗教家や
織田信長、明智光秀、武田信玄や上杉謙信など
戦国武将のお墓があるの、納得しました(//・_・//)


来年は高野山開創1200年記念です。
ゆる~く静か~に盛り上がってます。
4月2日~5月21日は金堂、金剛峯寺で特別開帳があり、
連日の日程も決まり公開されてます。
(早い…気合入ってはります…)



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