「医療においては、
共感的な態度が重要です。」
↑これは最近では
国家試験に出題されるくらい、
スタンダードな考え方になっています。
医療者が一方的に話し、
患者の意思に寄り添わない態度なんて、
もうイマドキじゃない。
私が学生の頃には既に
そのような感じでした。
もっとさかのぼると、
私は子供の頃から
持病で大学病院に通っていて、
先生に対して
「先生に自分のことを
ぜんぜん理解してもらえなかった」
「偉そうにしやがって。ふざけんな」
という思い出がありまして
いつも泣きながら
病院から帰ってきていたので
自分が研修医に
なりたての頃から
「自分はしっかり患者さんに
共感する医療者になるんだ!😤」
そして
辛い経験を経た自分なら
そんな「良い医者」になれるに違いないーー
と、
鼻息を荒くしておりました。
なので駆け出しの頃は
とにかく患者さんの話を聞きました。
ときに
怒りも、苛立ちも、
患者さんの持論も、
何度も繰り返すお話も、
全て受け止めないと
いけないと思っていました。
それなら
経験の少ない自分でも
今すぐできることだったし。
ときにはお話が長くなり
診療が伸びてしまって
後ろの患者さんを待たせてしまうことも
ありました。。
それでも、
自分は「いいこと」を
しているんだと思っていた。
でも私は忘れていたんです。
診療の大切な目的を。
患者さんは
「より良くなるために」
来ているということ。
もちろん、
共感的な姿勢が
とってもとっても大事なのは
絶対的に間違いないのですが、
わたしはそれを
大いに勘違いしておりました。
大切なのは
話をすべて聞いて、拾って、
肯定することではない。
本当に相手がより良い方向へいく
サポートをしようと思うならば
何度も繰り返す話を
ときには遮ったり、
耳の痛いことを
言う必要が場面もあります。必ず。
「本心では良くなりたくない」
そんな患者さんの中には、
「優しくない先生」と思われる方も
いらっしゃると思うのですが。
これはセッション業にも
通じることだと思っています。
セッションする側としても、
セッションを受ける側としても、
とても大切なことのように
思います。
★
@satoyoga.yui さんの
現実創造アドバンスより
「冷たく聞こえるかもしれませんけど、行きたい未来があって、今の自分の思いこみじゃいけないってわかってるから来てくださってるんですよね。なので、過去のみなさんの今の頭がどう考えるかってのを理解しても進まないんですよ。なので行きたい場所に行くために、必要な部分だけ拾うってかんじ。だから全部拾う必要ないよ、ってクライアントさんのことで悩まれている方にお話するんです。」
