アモイ島の南海岸、胡里山にある砲台が、胡里山砲台です。砲台の望帰台からは台湾の金門領島も見ることが出来ます。砲台は1891年(清の光緒17年)から建造が始まり、5年の歳月をかけてやっと完成したもので、現在も10門以上の大砲が残っています。
 ドイツから2門の大砲を購入したものの、現存するのは1門のみです。砲口の直径は28センチ、砲身の全長は13.96メートル。射程距離が6460メー トルと、当時としては最高の性能の大砲でした。大砲1門の金額は6万テール、支払に2.2トンの銀が用いられました。
園林植物園は、万石植物園とも呼ばれ、植物園の周りは万石湖になっています。広大な園内には4000種以上の植物が植えられており、松杉園、バラ園、蘭 園、盆景園、薬用植物園など20以上のパートに分かれています。なかでも盆景園には樹齢300年以上の鉢植えもあり、植物園全体が庭園のようになっていま す。
 植物園を含めた周辺一帯は、万石山観光旅游区になっており、天界寺や白鹿洞などの観光スポットが多くあります。
アモイ概要/基本情報
日光岩から見たアモイアモイは、中国福建省の南東部、台湾の対岸に位置し、九龍江の河口にあり、港湾都市、海港風景都市として有名です。港町として発展してきた町で、人口は約260万人、アモイ島市街地には約170万人が生活しています。
 アモイの総面積は約1500平方キロで、その内アモイ島は約130平方キロであり、大陸との間は長さ約500メートルの2本の橋で結ばれています。
 アモイには3000年前からビンナン族が住んでおり、ビンナン語を話す人も多く、「厦門」と書き「シャーメン」と発音しますが、ビンナン語だと「アモイ」と聞こえるためこの呼び名が生まれました。
 唐代中期には「新城」と呼ばれ、明初期に初代皇帝「朱元璋」により「厦門城」が創建され、以降「厦門」と呼ばれています。また、アモイといえば明代末から清代初期の英雄「鄭成功」が有名で、アモイから船で3分のコロンス島には、鄭成功像が建っている。
コロンス島・鄭成功像  コロンス島は1902年共同租界地に定められ、各国領事館、商社、学校、寺院が建設され、また華僑の住宅や別荘も多く、現在は旧日本領事館をはじめとする 1900年代の建築物が多く残る地域で華僑博物館、日光岩、寂荘花園などの観光名所が数多く点在しています。また、コロンス島には一台の車もなく美しい島 です。
 アモイは1980年代に中国に6ヶ所ある経済特区の一つに指定され、外資系企業が数多く進出しております。日本企業の進出も多く、毎年9月には海外投資博覧会も開催されます。
 アモイは、のんびり旅行したり生活するには、気候、環境などの面からも最適な場所といえるでしょう。