たるみケア小顔サロン『漢方エステbijindo 美人堂』の
薬剤師セラピスト 今井です。
今日は、施術中に時々、質問をいただく
東洋医学のお話を。
「未病」改善の漢方と、美肌
「未病」って言葉、聞いたことありますか?
病気ではないものの、冷えや疲労感などの不調を感じる、
病気になる一歩手前の状態(=不定愁訴)を未病といいます。
・冷え症・むくみ・たるみ・不眠・自律神経の乱れ・眼精疲労
・慢性的な首/肩こり・腰痛・巻き肩・猫背 など
ちなみに、これらの未病改善に処方されるのが、漢方薬です。
検査を受けても異常が認められないけど、なんとなく不調…
この「未病」の状態は、お肌の調子にも表れることが多いです。
例えば、皆さんは、
『今日は、体調がすぐれないから、お肌の調子もよくないな』
と、感じることは、ありませんか?
身体のだるさや疲労が溜まって、結果として、
お肌のむくみやたるみ、シワに繋がったりするんですね。
逆に、身体の体調を整えるために、漢方薬を服用していたら
健康的で美しいお肌になってくることも、あるんですね。
例えば、蕁麻疹(じんましん)に処方される「十味敗毒湯」は、
ニキビ改善にも効果的といわれている漢方薬ですし、
生理痛や肩こりに使われる「桂枝茯苓丸」に配合されている
「ケイヒ(桂皮)」は、シミ・シワ・たるみにも効果的で、
身体を整えると、お肌にもいい影響があることが多いんですね。
「未病」の原因は?
で、病気ではない不調=「未病」の原因ですが、
「気・血・水」の乱れと、東洋医学では考えられています。
◎気:生命エネルギー・パワー
◎血:全身をめぐる血液
◎水:リンパなど、身体をうるおす体液
要は、この「バランスが崩れること」で、未病になるので、
東洋医学で、「たるみ」とは?
ちなみに、お肌の悩み「たるみ」や「シワ」は、
東洋医学の観点でいうと、=老化による筋肉の衰えです。
「気・血・水」でいえば、筋肉と関係のある「気」や、
「陰陽五行」でいうと、老化と関係のある「腎」
のバランスが崩れているとも考えます。
(陰陽五行説については、またおいおい書きますね)
未病の原因=「気・血・水」の乱れ
3つのどれが滞っても、健康な身体は保つ事はできない
だから、当サロンでは、体質診断をふまえながら
その方にあった提案をしています。