「行動力、すごいですよね。そのヒケツは何ですか？」
と、今日聞かれたのだけれど、
答えは、
合わないことをどんどんやめて、合うことをやっているから。
高校生の時は、授業が退屈すぎたから、授業を受けなかった。
３年間、授業中に読みたい本を読んでいた。
ただ一方的に、決められた授業を受けるのが、私に合わなかったから、さっさとそれをやめた。
短大も、ほとんど通わなかった。
話を聞きたい人の話を聞いていた。
会社はいいところだったけれど、２年間やってみてあきたから、自分で学習塾を立ち上げた。
言われたことをやるより、自分でやるほうが合っていた。
そういう私に、結婚は合わなかった。
元夫は私を自由にさせてくれていたので問題なかったけれど、田舎の商家だったので、元姑とはかなり対立してしまった。
あまりにも、私の生きていた世界と異世界すぎた。
それでも、一般よりかなり自由にさせてもらっていたのだけれど、「させてもらう」という立場が窮屈だった。
その合わないことをやめて、一人になってみると、ものすごく楽だった。
おととし、ハングアウトで番組を作ってMCの一人をやったけれど、一緒にやってくれた２人には感謝しているし(うん、ほんと)、
出てくれたゲストさんたちにはもちろんとても感謝しているのだけれど、
MCは私に合わなかった。
私は、発信者なのだ。
好きに発信できるラジオ、電子書籍は、ただただ楽しい。
ラジオは、言いたいことがたくさん浮かんでくるし、電子書籍も１００冊くらい出せる。
「努力すごいですね」
とも言われるけれど、努力じゃない。
自分に合ってることを、ただやっているだけ。
自分に合ってることをやるって、ほんとに楽しいんだ。
だから、無邪気に笑える。
箸が転げても笑える。
なんのつまりもないから、病気をする不安なんて１パーセントもない。
自分に合うことをやることで、人生が１００倍楽しくなる。
江戸時代、職業は選べなかった。
第二次戦争中なら、「自分に合うことを」なんて言ったら、非国民扱いだった。
ちょっと前までは、選ばれた人しか発信がなかなかできなかった。
それが、今では誰でも発信できる媒体が山のようにある。
私たちは、江戸時代の人間じゃない。
第二次世界大戦中の人間じゃない。
ネットが普及していなかった頃の人間じゃない。
この時代の恩恵を、もっと利用したらいいって、心底思う。
あなたに合わないことは、なんですか？
あなたに合うことは、なんですか？
「我慢しないと」と自分に足かせをかけているのは、あなた自身なのだ。
我慢がふつうになってしまっていた人は、ちょっとずつ、足かせをはずしていけばいいよ。
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