コンサルでは、お子さんのご相談も多くいただいています。
「おとなしかったのに、突然人が変わったように反抗してきて。
どなったり、物を投げたりしてくるんです。どうしたらいいでしょう」
(個人が特定されないよう、アレンジして書いています)
まず、反抗が悪いものだという考えを、変えてみましょう。
反抗期という言葉どおり、中学生、高校生の思春期で反抗してくるのは、
とても健全なのです。
ここで反抗できないと、かえって自分の軸のない、流される人間になったり、
会社に勤めて続かなかったりなど、出てくることがあります。
ただ、これまでいい子だったお子さんの豹変ぶりに、
とまどわれてしまうお母さん、お父さんのお気持ちもわかります。
小学校で学年のリーダーだった子供が、中学に入って不良になる。
優等生だった子供が、学校に行かなくなる。
こんなことに直面すれば、「反抗期だから」と、のんきにかまえていられません。
私は合計12年間、学習塾をやってきましたので、たくさんのお母さんとお父さん、
お子さんを見てきました。
面談もたくさんしました。
反抗期の反抗が激しいお子さんは、純粋ですし、パワーがあります。
自分の軸を創ろうと、もがいています。
お母さん、お父さんの常識と、子どもたちの生きていく新しい世界とは、
20年、30年くらいの差があります。
ここにおばあさん、おじいさんが関わってくると、
それはもう、50年くらいの差が出てきます。
スマホだけをとってみても、小学生の頃からスマホを使いこなしている子どもたちと、
親世代では、感覚が違ってきていますよね。
それなのに、親やおじいさん、おばあさんの常識を押しつけられる。
学校の、古い常識を押しつけられる。
小さな頃は、「はいはい」と従ってきたけれど、反抗期で、
「自分らしくまっすぐ伸びようとして」、反抗します。
純粋でパワーが強い子ほど、反抗が激しくなります。
だから、嘆き悲しむのではなく、「まっすぐ伸びようとしているんだ」と、
喜べばいいのです。
実際問題としては、家庭ではお子さんの伸びる力を受け入れても、
学校では難しい場合もあります。
だからまず、お母さんお父さんには、お子さんの、そのまっすぐ伸びる力を
受け入れてあげていただきたいのです。
お子さんの味方に、なってあげていただきたいのです。
学校に行かなくても、死にませんよ(笑)
学校に行かなくてもいいんだ。
学校と合わなくてもいいんだ。
そう思ってみてください。
ほっとしませんか?
かたくなに、学校に行かせなくちゃ、この子の将来がダメになる。
そう思っていると、お母さんもお父さんも辛くなります。
本当に、ダメになるでしょうか?
「学校に行かせなくてもいい」
「学校と合わなくてもいい」
そう思うと、お母さんお父さんの肩の力が抜けて、
なぜかすっとお子さんが学校に行き出すことがあります。
行かなくても、違う道を、親子で話し合って決めていけばいいのです。
道は、一つではありません。
お母さんお父さんの常識で、お母さんお父さんの不安を押しつけてしまうと、
お子さんのせっかくの力が曲げられてしまいます。
その時はなんとか抑えても、大人になってうつ病などに
出てきてしまうこともあります。
目の前の問題だけが片付けばいいわけではないのです。
そして、お子さんの問題は、お母さんお父さんへの、
「常識にかたくなにとらわれるのは、やめてみては?」
というメッセージだったりもするのです。
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