いや~、昨日の深夜は、おもしろかった。
世界は、まだまだおもしろいね。
まず、23:00~からは、毎週金曜の
ジョーナ、みりー、ゆっちょのゆるゆるムーンライブショー。
(城奈穂美、亜沙みりえ、岡村由香子)
ゲストは、大阪市の大正区の名物区長さん、筋原章博さん。
なんというか、日本の公人にも、こういう方がいらっしゃったんだな、と。
若い頃、漫画家になりたくて、時間にゆとりのある市の職員に。
で、なかなか漫画家になれなくて、次にイラストレーターになろうとするも、
難しく。
次に作家になろうとして、公募し、いくつか佳作に入賞。
そのうち、責任のあるお仕事になり、お仕事のほうに専念。
といいつつ、「創ることが大好き」だから、
自分で作詞作曲、歌う、でCD発売。
で、笑っちゃったのは(失礼)、
ご自分の自己紹介としてメッセージで書かれたこちら。
「今年は「水都大阪」シンボルイヤーなので、
どこからも誰からも頼まれていないのにテーマソングを作って、
無理矢理「ミズベリング世界会議大阪」のメインパーティで演奏した」
この短いメッセージ文に、おちゃめな感じが出てますでしょ?
こんな方が自分の住む街の区長さんだったら、毎日が楽しくなりそう。
「創ることが大好き」な熱情を、
「街を創ること」に、傾けていらっしゃるんですよ。
本気で。
ゆっちょから、大阪市の大正区長さんをゲストにどうかと言われた時、
正直、よくわからなかった。
ゆっちょが言うんだからすごい方なんだろうと思ったけれど、区長さんと
何をお話しすればいいんだろう、と。
いやあ、しかし、おもしろかった~~~~!!!!
51歳。公人。
こんな方が、日本にいらっしゃるんですよ。
日本はまだまだ復活できるよ、と思えましたよ。
大正区は、不思議な街で、4分の1が沖縄出身の方。
なのに、大正区内の他の4分の3の方は、沖縄出身の方を無視されていたそう。
なんと、100年の間。
100年ですよ、100年!!!
それを、筋原さんは、変えてしまった。
せっかく、沖縄出身の方が4分の1いらっしゃるんだから、その特徴を出そう、と。
1年目は、筋原さんの意向は、役所の中でまったく無視されていたそう。
2年目に、沖縄大好きな課長さんが入ってきて、筋原さんの言うことに賛同。
そこから、いろんなことが動いていかれたとのこと。
すごいな~。
100年動かなかったことを、
「だから無理」って見ないことないことにするんじゃなくて、
動かしちゃうんだ。
動かせるんだ。
人ってすごい。
すごいよね。
人って、そういうすごいことができるパワーを、持ってるんだよ。
筋原さん曰く、
「壁を崩そうとしてもだめ。
壁と壁の真ん中に、みんなで
楽しめるところを創ればいいんですよ」
(こんな感じです。実際は、ユーチューブ見てね)
これね、ものすごい真実。
これよ、これ。
世界のいろんな問題、これで解決するんじゃないかな。
で、オキナニワンプロジェクトなるものを発動。
このゆる~い、ネーミングも効いてるよね。
人の心に、ゆる~っと入っていくというか。
で、大正区の80周年記念に、
沖縄の伝統神事の与那原の大綱引きを大正区に持ってきてしまう。
1万人も動員。
伝統の神事の力、そして何よりも楽しそうだから、
大人も子供も集まって一緒に参加する。
で、その際、大正区で使えるお金は100万。
実際にかかる費用は1,000万。
補助金を申請していると、3年はかかるし、規制を通るためにつまらないプロジェクトになる。
だから、補助金なしでやる。
これもね~、ふつうなら、「無理」で終わっちゃう。
そこをやってしまうことがすごい。
「やる」と決めてやっていることで、
それに賛同して援助してくれる人たちが現れる。
ここ、皆さん、大事なとこですよ~。
ほんと、お話を伺えば伺うほど、筋原区長さんのいらっしゃる大阪市大正区が、
どんなに素敵なところかわかる。
筋原さんの「街創り」はまだまだこれから。
若いアーティスト発掘にも力を入れてらっしゃるし、
空いている長屋や、屋台などを利用して、やりたい人の起業を実際に支援している。
お母さん、お父さんの一人親ごさんで、子供と一緒にいながらお仕事したい方で、
困ってらっしゃる方は、大正区に住むといい。
起業立ち上げの支援からしてもらえるから、これはほんとにいいと思う。
えっと、私のレポは感覚レポなので、正確じゃないところも。
ユーチューブをご覧くださいね。
押して、しばらくすると、始まります。↓
https://www.youtube.com/watch?v=9bakcGB_JZg&feature=youtu.be