子育てコンサルレポ~ペンギンはペンギンのように育てる | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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 【子育てコンサルレポ~ペンギンはペンギンのように育てる】

  

先ほどまで、個人コンサルだった。

クライアントさんは、岡村由香子さん。



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コンサル内容を「全部書いていい」ということなので、

自分でレポする。

子育てするお母さんたちの参考になればいいと思う。


日本のお母さん達は、とても追いつめられている、と私は常づね思っている。

まず、乳幼児の子育ては、1人でやるにはとても過重労働だ。

私は元夫が半分やってくれてもなお、大変だと感じていた。

それで下の子とは4年離した。

それでも大変だと、子育てが強みでない私は思った。


日本では、お母さんはもっと多くの育児を背負わされている。

夫にやる気があっても、日本の会社は夫に育児休暇を許さないし、

へたすればその時期単身赴任している、ということもある。

あるいは、夫の面倒や義両親にまで気をつかわなければならないお母さんもいる。


私は、元夫が手伝ってくれたことで子育てに少し余裕を持つことができた。

 

そのおかげで、

日本の子育て全体を見渡すことができた。

学習塾を合計12年やったことで、いろんな子ども、お母さん達に直に接することができた。

もともと好奇心が強いので、知識、情報はたくさん得ている。

それらをごちゃまぜにして、さまざまな視点でものを見てコンサルする。


由香子さんの長男さん(小3)は、多動ぎみである。

(全部言っていい。レポ楽しみです、と言われている)

いわゆるグレーゾーンだ。


妊娠、出産して1年、だんなさんは海外赴任だった。

他の子ができることができないことがあったりする。

元気すぎることろがあったりする。

検診に行くと、「男の子はみんなこうですよ」と言われるが、

安心どころか1人不安がつのった。


自分1人で育てていたから、

「私の育て方が悪いんじゃないか」

と悩んだ。


発達障害だと言われたほうが、むしろ安心できると思った。

が、結果は、ぎりぎりのグレーゾーン。


今小3になるが、コツコツするのが苦手。

担任の先生はいい先生で、宿題を1週間まとめてすれば、

いつしてもいいということにしてくれているが、

漢字練習などは苦手。


もともと見たものを1回で覚えられるので、わざわざ練習するのは

苦痛でしかない。それは、由香子さんにもよくわかる。

わかるけれど、やらせなければ、学校に合わなくなる。

最近、気になるのは、

「ぼくって、できないんだよねえ」という発言。

「そんなことないよ。できることいっぱいあるよ」とフォローしているけれど、

この状況をどうしていけばいいのか。


学校をたまに休むのをいいことにしていると、

下の子がまねしたがる。

宿題をコツコツやっていないのを、まねしたがる。

漢字の練習をしなくていいことにしてくれないかと先生に言ってみたが、

結局、他の子に「ずるい」と言われてしまう

のでそれも難しい。


「どうしたらいいですか?」というご相談。


答えは、簡単。

「やらせなくていい」

そして、やらせようとする学校やだんなさんと正面きって戦わなくていい。

そんなことをしていると、息子さんは、

自分がだめだから

お母さんが頑張ってくれている」と思ってしまう。

2次になる。


世界は自分を受け入れてくれないから

お母さんが頑張ってくれている」と思ってしまう。

逆次になる。


かげで、テキトーに由香子さんがやっちゃえばいい。

いやあ、私もよくやりましたよ。

下の子の宿題。言うのが夜遅くだったりするから、

夜中やってましたよ。元夫と一緒にやったりもしましたよ。

いまだにやることもある。ははは。



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で、だからといって下の子が馬鹿になったかというとそんなことはなくて、

高校生の時には授業中にスタンダールやドストエフスキーをふつうに読んでた。


親なのに言っちゃいますけど、地頭のいい子だと思う。

ただ、学校の狭い基準に合わせるのが不得意で、

高校の時は学校を休みがちだったし、赤点も大量にとった。

私立だったので厳しく、とにかくなんとか卒業させることだけに気をつかった。

そのために、コツコツ宿題をさせるのじゃなくて、私が手伝った。


由香子さんの下のお子さんがそれで「ずるい」と思ってしまう問題については、

これも簡単。

そう思ってしまうのは、自分とお兄ちゃんが同じだと思っているから。


「人間という同じ形をしていても、

自分とお兄ちゃんは違う、

ということをしっかりわからせる。


動物園に連れて行っても本見せてもいいけど、とにかく

鳥とペンギンは違う、

ということをわからせる。

鳥は飛ぶ性質だから、

飛ぶ練習をしなければならない。

でもペンギンに飛ぶ練習をさせるのは違う。

だから、ペンギンに飛ぶ練習をしなくてもいいというのは、

ずるいことじゃない。


自分とお兄ちゃんが、鳥とペンギンが違うくらい違う、

ということをしっかりわからせる」


日本人は、ここがわかっていない。

わからないから、ばかみたいに、みんなに同じように

「練習させようとする」


その練習が必要な人もいるし、

そんな練習がまったく必要がない人もいる。

それをみんながわかれば、

みんな生きやすいのにな。


自分にとって必要だったことを、

人に押しつけるなよ。

ちゃんと、その人を見ろよ。


ただここで気をつけたいのは、

その子の成績をあげるため、

受験で成功するために

親がやってあげてはいけない。


学校に合わない個性的な子がぎりぎり通りぬけるためにやるのはいいけれど、

成績をあげるためにやるのは絶対にNG。

ここは、まちがってはいけない。

まちがえると、親に依存した、自分でできない子になる。


発達障害のグレーゾーンの子というのは、学習塾でも何人も見たが、

彼らは障害なのではなく、天才に近い。

強みが強いのだ。

だから、好奇心も強いし、できることが簡単にできるから、

わざわざコツコツとやる意味がわからない。

エネルギーが強いから、じっとしていられない。


こういう人が、新しいことを生み出していく。

世界をひっぱっていく力を持っている。

なのに日本は、がっちりと「常識」にしばられ、

そこからはみでないようにがっちり監視しあっている。

子どもがちょっとはみでると、そのとばっちりは母親にいく。


「もっとちゃんと子どもを見てないと」

「今の若いお母さんはなってない」

と関係ないおじさん、おばさんまで言ってくる。

夫の親族が言ってくる場合も多い。


「うっせー!!」と心底思う。


いろんなところから、いろんな矢が飛んでくるなか、

子どもの性質をしっかり見て、その子をかばい続けるのは、

難しい。


どんなにしっかりした人でも、自分の子になると、難しい。

世の中に合わせなくて、将来だいじょうぶかな、と思ってしまう。


「私は、義両親も理解があって、実の両親も理解があって、

夫も理解があって、ほんとに恵まれていると思う」


由香子さんは、オーラでお子さんたちの本質を見ることができるし、

強み理論にも精通し、ふだんは軸のしっかりしたぶれない人だ。


「それでも、これでいいのかなって思っちゃう。

そういうのが、日本にはあるんだ」


うん、そうなの。

だからね、由香子さん、

それぞれがそれぞれらしくいられる

フリースクール、作っちゃいましょう。

由香子さんは、そういうのにずっと興味があったらしい。

合ってるよ。

作ろう。やれるよ。

お茶会とか相談会とかやってるうちにできあがるよ。

由香子さんのもとに自然にできあがるコミュニティは、そこだよ。

協力できる人は、名乗りでて。


子育てにとって1番大事なことは、何かができるようにすることじゃない。

その子の存在を

まるっとくるっと認めてあげることだ。

まるっとくるっと存在が認められている安心感さえあれば、

人はなんでもできる。


世界は、どこも安全なわけじゃない。

それでも自分の軸さえしっかりしていれば、

自分に合う場をみつけることができる。


場は、選択できる、

ということを教えてあげる。

これも、大事なことだ。


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