【い】「家から出られない」は自分で出ない | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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~それも、自分で望んだ結果。
.

前記事から始めたあいうえおエッセー。

今日は「い」


「『家から出られない』は自分で出ない」


昨日〈12月5日)のドラマ

『Nのために』


がいらいらした。


登場人物の野口奈央子は夫に暴力をふるわれ

家に監禁されている。


奈央子は希美に言う。

「夫はなんでも与えてくれた」

そして、1つだけ与えてくれなかったものがあると言う。

それは、


「一人で生きていく力」


だから、夫に暴力をふるわれていても

外に出て行けない。

今は監禁されているけれど、以前は自由だった。

それに、監禁されているといっても、

チャンスはあった。


外に夫と一緒に食事に出た際、

公衆電話から恋人に電話をして「助けて」と言うが

そんなことを言っているひまに

とりあえず逃げればすんだことだ。


なんだか悲劇ごっこをしているように見える。


この悲劇ごっこに希美が巻き込まれていくのかと思うと

イライラする。


野口夫妻の殺人事件があった日、

安藤は希美にプロポーズしようとしていた。

成瀬くんともまたつながって、そちらも発展したかもしれない。

そういうことが、事件で全部だめになる。


そして、10年後の今、

希美は胃がんで余命宣告1年を受けている。


希美は奈央子に言う。

「本当に欲しいと思ったら、

手に入るはずです」


子どもなら、

「一人で生きていく力」がないから助けてといってもいい。

でも奈央子は大人なのだ。


「助けて」って言ってもいいって思う。

希美みたいに、一人でがんばろうとしすぎはよくない。

今だって、本当は安藤のプロポーズを受けたいのに

胃がんで余命1年だから断る。

それを、言えばいいのに。

言って、二人で考えればいいのに。


でも奈央子の「助けて」はちがう。

丸投げの「助けて」はちがう。

とりあえず自分で逃げてから、助けを求めればいい。


あ、本気で監禁されている人は助けを求めてくださいね。

でも、そういう人はほぼいないと思う。

「家を出ない」のは、「自分で出ない」のだ。


「○○ができない」は、

自分がやらないのだ。


ではまたね。

夜投稿予定。