昨年の今日と同じ日に書いた記事。

わたしのメイクの基になる出来事です。

↓↓



美しい母のもとに生まれると


しかもお母さんに似ていなくて
しかも娘だったりすると



半端ない見た目コンプレックスに

人生を左右されたりするものです。



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こんにちは!
福井 美余です。


年末の大掃除のときに
子供のころの写真が出てきました。


パープルのセクシー水着に
ヒョウ柄ストールが


若かりしころの母です。


私が4才か5才くらいの頃だから
母が、今の私と同じくらいの頃かな。


手前にいる、色黒の男子・・・。

 


みたいなのが私です(笑)



生まれた瞬間に
全員が父親似だと思ったそうで


見てのとおり
お世辞にも美少女とは言えない。



色白でお目めぱっちり
鼻筋の通った母はモテモテで。



美人ってだまっていても

キレイですね、可愛いですねって
 

まわりに人が寄ってくるんですよね。



母はもの静かなタイプですが
そんなひとでした。



子供のころの私は

 


斜視で、おまけに眉間の真ん中に
水疱瘡のあとが残っちゃったものだから

 


保育園でもブサイク扱いされていた訳です。
子供って素直なぶん、残酷なものですね。



ひょろっと背だけが高かったので
目立ちたくないのに、目立ってしまい。



子供たちのお仲間にいれてもらうには


頑張っておちゃらけるか
ガマンして何でも言うこと聞くかの


どちらかしか方法が見つからない。


この写真を見ても


レンズの前でおちゃらけてますね(苦笑)



小さいながらに

 

自分のお母さんが羨ましかったですね〜。


「いいなー、キレイだと生きるのが楽そう」

みたいな。



母としては


家では天真爛漫なのに


外に出た途端に


周りとうまくやれず
自分らしさを失っていく娘に


ずいぶん気を揉んでいたみたいです。
 



そこで私は



自分の悲劇的な現実を変えるべく
毎日、たくさん絵を書きました。


りかちゃん人形みたいな
可愛い女の子の絵です。


なりたい自分の姿を
とにかく書き続けていました。


私も大人になってキレイになれたら
この状況を打破できるかもしれない!!

 


そんな希望の絵です。
 


描き続けた結果


「あの子は絵が好きで絵が得意」


という評価までもらい

 


「全国小学生絵画コンクールで優勝する」

 


という事態にまで発展しました。
↑これはヒマワリの絵でしたけど↑



人生、ホント何が起こるかわかりません。



話はもどって

 

その美しい母が

化粧をする姿をみていて


お母さんと同じことをしたら
私も美人になれるかもしれない。


そしたらもう

いじめられなくなる!!


そう思うようになりました。



鏡台をこっそり空けては
口紅を塗ったりシャドーを塗ったりしました。



少しでも



ずっと描いてきた女の子や
お母さんみたいな美人になれるのかも。



きっとこれが


メイク好きへの最初の一歩です。



だからかな

 

私にとってメイクは希望。



なりたい自分でなりたい人生を
自分で作るための希望です。


「キレイになりたいな」



と願う女性の気持ち。



本当によく分かりますよ。


 


もともと美少女と呼ばれていたら
この道は選ばなかっただろうな〜。




神様ってすごいですね。


必要な道を歩むように


必要な見た目とまわりの人たち。


そして


必要な出来事を

人生に用意してくれてるんですよね。