晩御飯のメインダイニングに
混ぜ混ぜして
向かう途中。
樹々の中が、とても素敵な
ライトアップをされていました。
こればっかりは
泊まってみないと
見れない景色だなぁ。
まだまだ雨が降っていますが
晴れていたら
ライトアップされた中で
自由に座って星空を
眺めたりできるみたい。
雨は雨で、とても清らかな
空気が流れています。
濡れた葉っぱもキレイですよ。
私の写メテクニックで表現できず。
入った瞬間に
わぁ、なんて美しい建物なんだろう。
思わず声がでるくらいです。
長野の地ビールで
カンパーイ。
焼きナスで秋
豆で夏の終わりを表現した先付け。
卵豆腐のお月さま。
暗闇をあらわすすっぽんと
薄雲をあらわす大根。
季節を感じる椀物です。
夫は人生初のすっぽんだそうで
ちょっぴり苦手みたい。
ここで
以前まで京都に
暮らしていらっしゃったんですね。
京都でしたら、料亭ですっぽんも
よくお召し上がりになりましたか?
とお食事を持ってきた方に
話しかけられました。
チェックインして
部屋に向かう車の中で
運転してくれた受付の方に
前は京都に住んでいたことを
少しだけ話していました。
おおー、なんて素敵な
ホスピタリティー!!
地の物で鯉のお造りだそうです。
私は人生初の鯉のお造り。
義母が鹿児島の人なんですけれど
鹿児島は鯉を食べるんだって!
夫が教えてくれました。
旅に来ると、
夫と一緒に暮らしていても
まだまだ知らないことがたくさん。
これも旅の楽しさだなぁ。
和食って料理の一つ一つに
物語があるので好きです。
今の季節のお月様を表現したり
夏の終わりを表現したり。
和食って芸術だわ。
これまた、信州ワインと合わせたら
最高でした。
この季節に美味しい
サワガニの唐揚がありましたよ。
これが壺蒸しになりました。
あたり一面に
キノコの香りが広がります。
お焦げの香ばしい香りがします。
混ぜ混ぜして
ゴボウと鮭の組み合わせで
すっかり秋のなんだなぁと
ご飯で季節を実感しました。
秋雨前線で雨が
降りつづいていますが
これもまた
季節を感じることができます。
人生、晴ればかりが
良い訳ではないですよね。
雨もまた
人生の美しい景色です。














