美宝堂の専務のブログ


 来春、007シリーズの最新作

「慰めの報酬」が公開されるらしい。

 それに伴って、オメガより007のブックが

送られてきた。

 今作、我らがジェームズ・ボンド氏は

オメガ・プラネット・オーシャンの42mmを

前作同様、身に着けるとのこと。

 前任者のピアース・ブロスナン氏に代わった

ダニエル・クレイグ氏は、秘密兵器としての

特殊機能が全く付いていない、素のままの

オメガを着用していると書いてあった。


 そもそも、イヤンフレミングの原作では

ジェームズボンドは、ロレックスをしていると

書いてあった。

それが、映画では、ピアース・ブロスナン時代に

オメガになって、それが続いている。

オメガ社からの多額なスポンサードによって

MI6は、全面的に標準装備をオメガとした。


 同様に、クルマも、ピアース・ブロスナン時代に

BMWに代わったが、前々作からアストンマーチンに

戻った。


 前作、列車の中の会話で、「イイ時計ね、ロレックス?」

「いや、オメガだ」という件があったが、

時計はファッションやブランドで選ぶのではなく、機能を

考えて選択する・・・というジェームズ・ボンドならではの

こだわりを表したと言いたいのだろうと、勝手に解釈した。


 確かに、オメガのプラネットオーシャンは最強のダイバー

時計であり、ロレックスと比較して、何だかプロっぽい感じ

が有る。


 そもそも、スーツやタキシードで過酷な任務をこなす訳だから

当然、エレガントでありながらタフという機能が必要。

 単なるスポーツウォッチではない、雰囲気が決め手なのだろう。

そこにオメガが選択された理由が有ると思う。


 まぁ、本音はスポンサードの金額であることは否めないが・・・。