テレビでダイエット番組を見かけました。
ぽっちゃり芸能人が綺麗な人の1週間を、
完全コピーしたらどれだけ変わるのか、
というような内容でした。
「綺麗な人」として登場されたのが３名。
①セレブモデル
②美ボディ日本一バキバキ筋肉美女
③たかのゆりさん
というラインナップ。
①のモデルさんは運動大好きで、
毎朝5時から運動スタート。
お昼まで、ひたすら運動。
自転車15kgの後にランニング。
そのあとは水泳。
食事は１日１食、ディナーのみ。
お酒もお肉もなんでも気にせず食べる。
②バキバキ筋肉美女
毎日、ひたすら筋トレ。
毎日部位別トレーニング、夜自宅でもトレーニング。
合間にボクササイズ。
プロテイン必須。
③たかのゆり
毎日エステ。
ダイエットする本人は寝てるだけ。
1週間で総額45万円。
結果はどれも1週間で３kg〜５kgくらい
ダウンされてました。
「1週間」って期限が決まっていたら。
1週間後に何か特別なイベントがあって、
それに向けて頑張る、
とかならどれもチャレンジ出来るかもしれない。
でも、毎日の日課にするなら？
やり方だけ「完全コピー」するだけでは、
日課にまではできませんね。
「美に対しての強い思い」までコピーできてないから。
みんなそれぞれに、それぞれの、
「美意識」と「好き」と「信念」が
溢れているから、毎日続けることができるのです。
あの手の番組を見て、
「やっぱり綺麗な人はすごい努力をしてるのね」
って他人事としてみるのか、
(ご本人たちは、努力という感覚はないと思います。）
「私はどんな風になりたくて、何が好きかな」
って自分事として考えてみるのか、
で大きく変わりますね。
結局、好きでないことは続きません。
「時間」とか「お金」は、
本気になればどうとしてでもつくれます。
「時間がない」
「お金がない」
は、やらないための理由づけですから。
ただ「嫌い」だけはどうしようもありません。
いくら綺麗になりたくても
「嫌い」なことは続かないし、
「マズイ」ものは食べられません。
そこを無理する必要はないし、
みんな自分が好きで続けられる方法を見つけて、
楽しみながら続けたらいいのです。
「楽しみながら続ける」
上記「綺麗な人３名」も、
「努力」してる感覚はなくて、
楽しんで日課にされているのだと思います。
「やりたくない理由」より
「やりたい理由」が優先されるからこそ、
続くのです。
「痩せたい」って言いながら食べ過ぎる人は、
「痩せたい」より「食べたい」が優先されているだけです。
「痩せたい」を優先させる理由が明確でない限り、
「食べたい」が優先されます。
「どんな美」を求めているのか？
なぜ、美しくありたいのか？
そこが明確にすることが「美」への第一歩ですね。
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