昨日は父の日でしたね。
私の父は、2年前に亡くなったのですが、
たまたま、父の日の前日、父の名前が載ってる本を見つけました。
私の知らない父でした。
父の人生のどれだけを知ってたのだろう。
後にも先にも、父に怒られたのは1回だけ。
高校生の時に、ちょっと悪いことしてね(笑)
普段は寡黙だった父。
全く話をしない時期もたくさんあった。
私が知ってる父の人生はほんの一部かもしれないな。
もっと、色々父の経験談、聞いておけばよかったな。
昔、父は母と結婚するために、
自分の夢のために貯めていたお金を結婚資金に回し、
夢を諦めた、っていう話を聞いたことがあって、
父の人生は幸せだったのだろうか、
って考えたことがあった。
登山家だった父は「エベレスト」に行くためにお金を貯めていたそう。
その後、父が生涯エベレストに行くことはなかったし、
どれだけ体調が悪くても仕事を休むことなく働いてた。
本当は山に行きたいんじゃないんだろうか、
私たちが父の夢を奪ったのではないか、
勝手に心を痛めたこともあったな。
でも、父は結婚前の夢よりも、
もっと大きな「家族」という夢を手に入れたんだ、
そう思えるようになったのは父が亡くなってからだった。
本当にそうなのかは、父にしか分からないけど、
父から愛されていたことが分かるから。
不器用でまともな愛情表現のできる人ではなかったけど。
父の日の前日に、父を思い返すことになった本を見つけるって、
こういうのって、偶然じゃないんだろうな。
お父さん、ありがとう。
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プレシャス美コーチ 小出貴子