私が、24年も勤めていたサロンの退職を決意した理由の一つに、
「自分で時間を自由に采配できる生き方がしたい」
ということがありました。
当然といえば当然ですが、
会社員として仕事をしている限り、会社の勤務体制に従わなければいけません。
ましてや、エステティックサロンのようなサービス業は
拘束時間も長いです。
結婚し、出産し、生活体系が変わるとともに、
会社に縛られる時間が苦痛になってきました。
そんなこともあり、退職後は自分一人のサロン。
なんて自由で快適なんだろう♪
って思ったのも束の間、
有難いことに常に予約でいっぱいで、自由な時間どころか、
かなりの忙しさが続きました。
サロンを始めて早々で、それほど集客に力を入れなくても
ご予約がいっぱいになる、というのは自分の中でとても自信になったし
忙しくても、楽しく仕事をしていました。
でも、施術者以外の仕事をしていきたい、と考えていたので、
このままでは、その時間が取れない、
なんて思っていたのです。
それで、当時に受けていたコーチングで、
「自由な時間が欲しいし、他のことをする時間も欲しい。
そのために、施術人数をもっと減らしたいのに、予約がどんどん入るんです」
と、相談しました。
そうすると、思いもよらぬ言葉が返ってきました。
『「仕事とは忙しくて当たり前。
自分の時間を削り忙しい思いをしてこそ稼げるもの。」
って思ってるんじゃない?』
ガーーーーン!!
自分では全く無意識だったけど。
予約が入らないと収入にならない=不安。
自分が気づかないところにあった思い。
社会人になってからというもの、ずっと会社員としてサロン勤め。
お客様の関係で、休日出勤も当たり前だし、夜も遅くて当たり前。
それを「美徳」としていたようなところもありました。
会社のために、お客さまのために、スタッフのために。
それがマネージャーとして当然だし、自分を犠牲にすることも当然、
それで、お給料をいただいているのだから。。。
「忙しく働かないと稼げない」って潜在意識にインプットされてるから、
「自由な時間が欲しい〜」って思ってみたところで、
その現実は、やってこなかった。
そんなことに気づいたのです。
気づいたら、簡単なこと。
「自由な時間を持ちながらも、必要な時に必要なお金を稼ぐことができる」
と、潜在意識にある情報を書き換えるだけ。
そうすると、それに必要な方法ばかり思いつくようになるんです。
無意識の中にある「自分の前提」に気づくことで、
今まで、スコトーマ(盲点)となり、
見えていなかったものが見えるようになるのです。
(宮古島が恋しい。。。笑)
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