後谷ちほオフィシャルブログ

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自分に正直に「いま」思っていることを投稿します。

AFP(art of femenine presence)シスター仲間のふみちゃんが、出身地である関西に1週間滞在している間に、二回ランチをご一緒しました。

地元の夙川に散歩がてら集合して、東京ではあり得ないくらい穏やかでおっとりした関西弁の時間でした。

私の雰囲気が以前とはだいぶん変わって、自分にくつろいでいる感じが醸し出されているようで、ふみちゃんが賞賛してくれました。

実家に住みついて2年4か月が経過し、いろんな時間調整をしながら、貴重な【今】を過ごせていることが嬉しいです。

なによりも、「お父さん」「お母さん」と言える人が生きて存在してくれていて、そばで甘えていられることが最高に幸せです。

 

田中誠司さんの舞踏WS、二回目の参加でした。

 

「踊るな!」

「差し出せ!」

「限界まで挑め!」

何度となく誠司さんが吠えていた笑。

 

空気、音、光、他者、観客、正中線の後ろを含め、振動を感じながら表現し続ける舞踏が、どうも面白くて(笑)癖になってしまいます。

 

東北三角標みみぃさんの舞踏も好きなので、二派で稽古を深めつつ、6月からは演劇も再開します。

現在の自分のペースで芸能と関わり続けて、常に挑戦し、変化を厭わない、それが私のスタンスです。

 

 

 

昨年4月の「流民哀歌」に引き続き、今年は「キャラメル」を観劇しました。

劇団トルは、在日朝鮮人のキムキガンさんが一人芝居で、日韓の間の社会問題を題材にした活動をされています。

「流民哀歌」は4.3事件に関して、「キャラメル」は従軍慰安婦に関するテーマが題材です。

 

2018年、大阪今里に住む朝鮮学校に通う女子高生と、二人の在日一世のおばあちゃん、などすべての登場人物を、キムキガンさんがお一人で演じ分けられるのですが、それはそれは圧巻の演技力です。

 

この作品を通して、従軍慰安婦という社会問題について、思ったこととして、

やったやられたで表現するとして、「やられた側」からの視点でみるならば、想像できなかった被害者の主張が出てくることを知りました。

貧しくてお腹を空かせた15才の少女が従軍慰安婦として連行されたことで、国にも帰れず、家族にも会えず、大阪に一人でやってきて、結婚もできず、身元を隠し、10代から90代まで生き続けた女性が存在した事実を思うと、胸が痛かったです。

 

 

麻布から京王線と南武線を乗り継いで国立のホールまで出向いたのですが、観劇後の帰路では、人気グループのライブ帰りで混雑に遭遇したり、大江戸線に乗車するいまどきの若者の様子をみたり、昭和と令和のギャップが激しくて、なんとも言えない感情になりました。

 

先人の苦労や哀しみ、尽力のうえで、今があること、

精一杯生きて、次世代につなぐこと、

真っ当に生きること、

頭でわかっていることなんてちっぽけであること、

少し神的に生きること、

 

そんな感想と思いを持っている昨今です。